カテゴリー : レース回願 予想師の視点

馬は誰が為に走るのか。安田記念回顧。

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超不良馬場で行われた今年の安田記念。雨と泥にまみれながら先頭でゴールしたのはジャスタウェイでした。

こんな負けん気の強い馬だったとは、、、。あっ晴れ、恐れ入りました。

過去に経験したことのない不良馬場に脚を取られ、競馬をするのもやめてしまった馬も多くいたことでしょう。

そんな中、力強く抜け出したグランプリボスとジャスタウェイ。瞬発力やスピード能力とは別の「絶対に負けたくない!」という胆力、気力で走る2頭に鳥肌が立ちました。

何故ここまで懸命に走るのか。世界ランク1位の意地とかつて国内マイル王として君臨した者の意地。

わずか1センチで雌雄は決してしまいましたが、1分36秒コンマ8の間にとてつもないストーリーを堪能できました。

新王者のジャスタウェイはこれからも戦いは続くでしょうが、グランプリボスは残り僅かであろう現役生活を無事に終えて、是非ともその素晴らしい精神力とマイラーとしての才能を次に繋げて欲しいと切に願います。

 

自分の予想の振り返り。
わたしが本命にしたミッキーアイルは、いちばん懸念していた重馬場適性が皆無だったようです。

いい勉強になりました。同じ轍は踏まないように次に繋げたいですね。

3着にショウナンマイティ。4着にダノンシャーク。

とヒモに指名した馬が来て読み自体は当たっていたのでより良い精度で軸馬選定をせねば!と兜の緒を締め直そうと思います。

競馬は忘れられた逃げ馬に妙味あり。ヴィクトリアマイル回顧。

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ヴィルシーナが逃げて連覇達成しました。持ち前の勝負強さを存分に発揮しての勝利、おめでとうございます!

馬券対象とした内枠のクロフネサプライズもまあまあの好スタートだったので、「良しっ!(もらった!あとはデニムかマンボ来い!!)」と内心ほくそ笑んでいたのもつかの間。外からそれ以上に良いスタートを切ったヴィルシーナが先頭へ。

ヴィルシーナが後続を振り切りそのまま一度もハナを譲らずに勝利となりました。最後の直線で左右をマンボとストレイトガールに挟まれ、追われたのもこの馬にとって良かったのでしょう。

わたしの本命デニムアンドルビーは、大外ぶん回しで7着。この馬は距離があった方がやはり良いのでしょうね。内枠引いたのに今回も頑なに後方待機だったので、馬群に揉まれると駄目なタイプなのかもしれません。また人気が無くなった頃に、、、ドカン!とやってくれそうです。

人気のスマートレイアーは8着でした。中段待機でいつもの末脚も不発。良いところはありませんでしたが、速い逃げ馬がいてもっとペースが流れてマークも手薄になる安田記念が狙いどころではないでしょうか。出ればオッズ次第で面白いと思います。

メイショウマンボは、良い位置でレースを運べました。もう1ハロン距離があれば差せていたでしょう。多分。あとこの馬は完全に叩き良化型ですね。次回の休養明けのレースでは様子見が正解かもしれません。

ストレイトガールは、内を掬って伸びましたが3着まで。ベストは1200〜1400でしょうが何気に2000mぐらいまではいけるのかもしれません。調教次第で距離に幅もでるでしょうが、藤原厩舎なのでこの馬に合った短距離のスペシャリストに育てて行かれるでしょう。直線で岩田騎手が何度も後ろを確認しながら追いだしているのが印象的でした。

クロフネサプライズは、自分の型でレースを運べなかったので直線はズルズルと後退。ヴィルシーナにハナを譲ったあとは口を割って鞍上と喧嘩していましたね。次走は出来ればユタカさんで見てみたいです。

以上、結果から次の馬券に繋げる(無駄な努力をする)彩雲的レース回顧でした。

やっぱり、逃げ馬の「見極め」が大事ですね。。。でもやっぱり逃げ馬は馬券になるな〜(笑)

反省会(大阪杯)

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葵「大阪杯の反省会です」

ティアナ「当てて反省会とか嫌味の極みね」

葵「さて、3強の回顧から」

ティアナ「上手い・ヘタ・足りない」

葵「これでもどれがどれを差しているのかが分かるのは嫌だなぁ」

ティアナ「祐一くんはもう1回再教育ね。
エピでキズナの切れ味に勝てる訳ないのに・・・」

葵「反対にトウカイは見事に前々で粘り込み一角を崩した」

ティアナ「これも祐一くんのヘボ騎乗に救われた感があるわ。
エピならもっと前でも競馬出来る筈なのに
あんな後ろで競馬するなんて勝つ気ないと言われても仕方ないわよ」

葵「確かに祐一が3~4番手で競馬したらトウカイの2着はなかったな」

ティアナ「そうよ。だから天皇賞は乗り変わり希望!」

葵「さて、角居さんはどうするかね」

愚痴

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葵「真っ当な回顧は他人任せで、ダラダラとスタート」

ティアナ「流石のあたしもコパさんは考えてなかったわ」

葵「道中2番手から直線入り口で先頭押し切り。
強かったと言えば強かったが」

ティアナ「またグチグチと男らしくない言い訳?」

葵「今回は言い訳も考えられんぐらい唖然としているから大丈夫。
でだ、コパは展開が向いたってのが真相だと思うがどうだい?」

ティアナ「有力所はホッコーが5、6番手でワンダーは中団
ニホンピロはその直後あたりで、ペルシャは更に後ろ
ペースは60秒ちょいで上がり35秒台って所かしら。
まあ展開が向いたのは事実だろうけど軽視したら
ダイタクヤマトみたいに2匹目のドジョウも逃すわよ」

葵「もちろん、かしわ記念が中央勢で1番人気がなかったなら狙う。
でも狙いたいのは負けたワンダーとニホンピロかな。
これで凋落するようなら・・・」

ティアナ「ホッコーはドバイ頑張って」

葵「中山記念も豪華になりそうなんで適当に行きます」

あり得ないなんてあり得ない。京都記念の振り返り

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競馬ってほんと、予想どおりにいかないから面白いですね。不確定要素満載です。
このメンバー構成と各馬のローテーションなら逃げ馬に勝機があると踏んでいたのですが、まさかデスペラードが逃げるとは。。。。全く1%も想定していませんでした。
レース前には想像もしていないことが結果として起きているのにレースが終わってみると「さすがヨコテン!」と腑に落ちている自分。

この温度差なんなんでしょう。あり得ないなんてあり得ない。まさにナシーム・ニコラス・タレブのいうブラックスワン。フィギュアスケートの町田くんならこの現象をなんと喩えてくれるのでしょうか(笑)

 

さて、振り返りです。

 1着 デスペラード。1000m通過が1分3秒、馬場を考慮しても未勝利並のペースで逃げられたらお手上げです。トゥザに競られてハナに立たれた時にヨコテンが手綱をしごいても無反応だったあたり、やはり癖のある馬やと思います。今回は勝てましたが今後軸馬としては買いづらいタイプのような気がします。

2着 トーセンラー。ペースが遅いと判断してかいつもより前目に。このあたりユタカは上手いな〜と思います。今日の感じやとダート以外の全てのG1に出ても好勝負可能では?と思ってしまいます。

3着 アンコイルド。この展開で勝ちきれないあたりちょっとこの先不安です。休み明けとはいえ、この馬にとって重賞ゲットの最大のチャンスだったかも。やはり道悪は気にしない馬のようです。

予想したトレイルブレイザーは11着。逃げなかったのは本当に想定外。まあ、これも結果です。
ジェンティルドンナは6着。関西の競馬番組で福永騎手がレース前に自分で言うてたけど「スタートが良すぎて困る(ドヤ顔で)」←おい!困るなよ!!
ならばダイワスカーレットのような競馬をすればいいのでは?と素人は思うわけですが。。。今までの実績があるだけに今更戦法を変えるには難しいと思いますがユタカに乗ってもらえば新味が出るかもしれませんね。まあ乗ることは無いと思いますけど。

愚痴も出て来ない・・・

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葵「あんぎゃー」

桃子「はい、ご苦労様」

葵「ノリの逃げ切り・・・」

桃子「ノリちゃん、色気全開で打ち負かしたわね」

葵「祐一のポカまでキチンと読み切ったのに・・・」

桃子「こんなにお笑いのセンスがあんたにあるとは思わなかったわ」

葵「ちっとも楽しくないです。
○-◎-▲でほぼ完璧だったのに」

桃子「欲張って連単で買うからよ」

葵「はぁ」

桃子「折角だし、グチグチ言ったついでに火曜のクイーンカップの印」

葵「全くツキなしですが・・・」

◎サクラバリュール
休み明けだがまだ2戦で底が見えない未知の力に期待

○ニシノアカツキ
6番人気以下だったら積極的に買いたい

▲セレナビアンカ
前走の自己条件の大敗で狙い易くなった。

△フリュクティドール
頑張っても人気にならない典型か。

買い目はワイドボックス。
これで十分に配当取れるでしょう。

おまけで春麗JS

◎エーシンイグアス
今、ある意味調子が良い黒岩の馬なので

桃子「何が良いの?」

葵「片チン(漫画家の片山まさゆき)主催の麻雀大会で優勝してらしい」

桃子「競馬と関係ないじゃん」

葵「ないですよ」

桃子「取り消し!」

AJCCの愚痴・川崎記念

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葵「うぉーん、んなバカな」

ティアナ「はいはい、素直に外人買えば良かったのに」

葵「んなにポンポン来るとは思わんよ」

ティアナ「実際に来たし、当てた人も居るんだから」

葵「ぶぁーん」

ティァナ「はいはい、珍妙な呻き声はその辺にして
川崎記念の予想よ」

葵「簡単に力関係を言えばホッコー、それ以外の中央馬、そして地方馬」

ティアナ「しかし地方は酷いわね・・・」

葵「今は地方受難の時かな。
ただ、3着なら有り得るぐらい中央も地味に大した事ないメンツ」

ティアナ「それでも格差は・・・」

葵「やっぱ中央か(笑」

ティアナ「そうそう素直に行きなさい。東京大賞典みたいに」

葵「いややわぁ~」

ティアナ「しっかし、年寄りが多いレースね」

葵「ダートなんでしゃーないです」

◎ホッコータルマエ
アクシデントでもない限り負けない

○トウショウフリーク
格的にはこいつが2番手か?(ランとフリートとの比較)
しかも、こいつはフェブラリーよりこっち重視なのも魅力

▲フリートストリート
ここ近年不振?のウチパクが不安

△ビーボタンダッシュ
△カキツバタロイヤル
△トウホクビジン
地方は応援だけですじゃ

3連単◎→○→▲
ワイド◎-△

有馬の愚痴

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葵「いやぁ、強かったなぁ」

ティアナ「まさに1強ね」

葵「だけど、他は・・・」

ティアナ「そうねぇ、豊さんの馬が4着になるレベルでは
厳しい評価しか出来ないわね」

葵「ま、勝ったオルフェ良いとして
2着のウインから」

ティアナ「は?あたしが言う訳?」

葵「いえす、ここはド素人であるティアナさんに聞いて
変わった回答を求めるのが得策と諸葛孔明も言ってますから」

ティアナ「孔明の罠か!って何を言わせるのよ。全く
で、2着のウインバリアシオンだけど休み明けを使った反動もなく
キチンと走れたようね。このまま順調なら主役奪取まであるかもね」

葵「ほう、どうして?」

ティアナ「とてもゴールドシップが復活したように見えないからよ。
少し早めに動いて2着死守なら良いけど、ウインにも差されてる時点で
復活とは言えないわ。終わったかも知れないわよ」

葵「須貝の責任だな」

ティアナ「かもね」

葵「ゴールドシップは?」

ティアナ「勝ちに行く競馬をしたけど駄目だったって感じ。
買ったファンは納得したでしょうけど、乗り変わった割には
あんましアレだったわね。来年も外人に任せるのかしら?」

葵「騎手責められる程、須貝自身だって人をどうこう言える程
騎手時代に成績残してねぇだろうに」

ティアナ「それ禁句よ」

葵「最後に豊はやっぱ上手いわ。
あれを4着に持ってくるんだから(笑」

有馬記念回顧

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これが三冠馬のラストラン!
もはや飾り立てた言葉さえも虚しいくらいに、最高のパフォーマンスでした。
2着ウインバリアシオンに8馬身差。
勝利者の名はオルフェーヴルと池添謙一。
シンボリクリスエスの9馬身差にこそ及んでいませんが、圧巻の競馬っぷり。
ゴールドシップにまくらせつつ、さらにその番手からまくりを打って4角先頭。
あとはもう突き放すだけ。
まっすぐ集中して走る強さ。
この年齢になって、完成させた感があります。
繁殖に入ってからも、ぜひとも良い仔を出してほしい!

さて、今回は何が逃げるのかに注目が集まっていました。
馬場的に逃げが不利な状況。
それでも、オルフェーヴルに勝つためには、彼より前にいるしかないだろう。
最低でもハーツクライのような競馬をしないと……。
そんな思惑の中、果敢に逃げたのはルルーシュでした。
これだけでも快哉を叫びたいですね。
よくやった。キミが影の功労者だ、と。
結果的には見事に失速してシンガリ負けを喫するのですが、
それもまた逃げた馬の宿命というものでしょう。

2着には上述の通りにウインバリアシオン。
長い長い故障からの復帰。
よくぞここまで走れるようになりました。
ニュース記事でもバシバシ仕上げている様が出ていましたから、
陣営にも切なる願いがあったんでしょうね……。
休んでいた分だけ使い減りはないと思うので、
足元に気をつけつつ走り続けてほしいものです。

3着にはゴールドシップ。
スタートからムーア騎手がガシガシ追いまくり、どうにかそこそこの位置へ。
といっても、後方ではありましたが。
しかし、強さが戻ってきつつある競馬でした。
これで2着まで来ていたら……といったところですが。
ただ、やはり全盛期のパフォーマンスを考えると、寂しいものはありますね。

4着5着に人気薄。
キズナ回避で空いた武騎手を確保したラブイズブーシェ。
使い詰めで来年以降が気になるタマモベストプレイ。
いずれも事前の評価以上の激走でした。
来年以降の活躍に期待が高まります。

2013年のグランプリもこれで終わり。
まだ月曜の開催と地方競馬がありますが……。
何かしら、すべてが「腑に落ちる」結末だったと思います。
来年も良い年になりますように。
そして、より面白い競馬と触れ合っていけますように。

回顧らしい回顧は人任せ

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葵「さて、回顧」

ティアナ「残念だったわね」

葵「そうですね。まあしゃーないです」

ティアナ「もっと後藤下手くそとか言うかと思ったけど」

葵「まあ、若干早いかな?とは思ったけど結果論。
勝ち馬には差されたけど、ダート組だし、後藤も『えっ?』だったと思うよ」

ティアナ「で、勝ち馬の今後は?」

葵「うん、やっぱダート向きだと思うよ。
メンバーが弱かったから勝てたけど、本質はダートでしょう。
ある程度両刀行ける馬は海外のダート戦に出て欲しいね。
向こうはダートでも時計が早いから」

ティアナ「アトムやプレイはどう?」

葵「悪く言えば化けの皮がはがれた。
良く言ったら時計が遅くてアカンかった」

ティアナ「確かにプレイは少し掛かり気味だったし」

葵「ただ、岡田さんがやらかした事は間違いないw」

ティアナ「かなりラッパ吹いてたらしいわね」

葵「今後に向けてはショウナンでも
ワダチの方も注目したい。
大外と言う不利まの中6着
メンバーと人気次第で重賞でも買える馬になるかも」

ティアナ「あと居る?」

葵「4着のマイネルも外枠でしたが
上手く立ち回ってくれてました。
こちらも京成杯とか微妙な重賞なら、注目しても良いかもしれません」

ティアナ「最後に〆を」

葵「ま、今年も来年に繋がらないレースだと思う。
素直にラジオNIKKEIに注目しましょ」

朝日杯FS回顧 彩雲の視点

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アジアエクスプレスがその大器っぷりを見せつけて2歳王者に。エルコンドルパサー、グラスワンダー、クロフネ級の強い馬になっていきそうな外国産馬ですね。
 
いつものように朝日杯FSの全着順を見てみます。
左端印はわたしの予想。右端は単勝オッズ、上がり3F(5着まで)
赤文字はこのレースでの掘り出し馬(今後の馬券に活かせそうな馬)
 
 
☆ 1着アジアエクスプレス  ムーア  1:34.7   8.7   (35.3)
  2着ショウナンアチーブ  後藤   1.1/4  15.2  (35.7)
☆ 3着ウインフルブルーム  和田   クビ        12.1 (35.8)
  4着マイネルディアベル  デムーロ 1.1/4   29.6 (36.2)
  5着アトム        川田   ハナ        2.8   (35.9)
☆ 6着ショウナンワダチ   北村宏  1/2         17.3
  7着プレイアンドリアル  柴田大  アタマ    3.9
  8着サトノロブロイ    松田   1           49.2
  9着グリサージュ     江田   アタマ     96.0
☆10着ベルカント      武豊   クビ        5.5
 11着ツィンクルソード   福永   クビ        21.7
 12着ハイアーレート    吉田豊  1.3/4    181.0
 13着アポロスターズ    勝浦   3/4         180.4
 14着ニシノデンジャラス  田辺   5            164.5
 15着エルカミーノレアル  川須   クビ        91.4
 16着テイエムキュウコー  三浦   5            222.7
 
 
アジアエクスプレスは、不安視されていた芝コースでしたが終わってみればなんのその、雄大な馬体を弾ませて豪快に差し切りました。道中は中段でじっと脚を溜めて4コーナーで外に出して追いだす。無理のない手綱捌きは流石でした。馬も強かったですがムーア騎手の上手さが光っていたように思います。
バンドワゴンと同じ馬主さんなので、おそらく路線が被らないようにされると思いますのでアジアエクスプレスの今後の主戦場はダートになると思います。しかし、、この馬場幸夫氏。社台が喉から手が出るほど欲しいであろう競走成績優秀な非サンデー牡馬を現時点で2頭も所有。この方自身が大物の予感がします。。。。
 
ショウナンアチーブは、持ち味の揉まれ強さが光っていました。こういう馬は展開に左右されることが少ないと思いますので成績も安定しそうな気がします。人気が落ちた頃にイン強襲のワープ走法で波乱を演出するのはこういうタイプだと思います。
父ショウナンカンプは産駒も少ないので適距離も未知数ですが、母のサイアーラインにNijinskyやタケシバオー、チャイナロックが入っていますので幅はバクシンオーよりあっても不思議ではないような。
 
ウインフルブルームは、14番の外枠から無理に先頭に行こうとせず番手でもレースが出来ていました。この馬のベストはテンでマイペースに持ち込むという展開でしょうからコースと枠が変わって再び大楽勝もあると思います。栗毛の金髪たてがみで逃げ馬。わたしの凄く好きなタイプの馬です(笑)
 
アトムは、勝負所で前が壁、しかも左には脚色の良い馬、右はラチ。という展開で自身の競馬が出来ていませんでした。馬群を捌いてギアが入ったところがゴールでしたので力負けはしていないと思います。
 
ベルカントは、テンションの上がりやすさが改善出来れば距離も持ちそうですが、現時点では使うレースを選びそうな感じですね。こういう馬は次走以降に人気をガクンと落としますので馬券妙味は大いにあると思います。調教過程やブリンカーなど、何か変えてきたら激走サインかな?と思っています。
 
 
以上、朝日杯FSの振り返りと自分の馬券に繋げる忘備録でした。
今週も良いレースが見れてワクワクできました。全ての馬たちに幸あれ!!
 
 
彩雲

 

阪神JF回顧 彩雲の視点

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自分の予想は全くダメダメでしたが、外したときこそ復習が大事!
と思っているので結果を振り返ってみようと思います。
まあ競馬の結果なんて多くの結末の中のひとつなので、
次に同じメンバーと枠で走っても同じ結果になることは確率的に低いものなんですが。。。
 
まずは阪神JFの全着順を見てみます。
左端印はわたしの予想、右端数字は単勝オッズ、上がり3F(5着馬まで)です。
赤文字はこのレースでの掘り出し馬(今後の馬券に活かせそうな馬)
 

  1着 レッドリヴェール  戸崎 1:33.9 14.6 (34.1)
  2着 ハープスター    川田 ハナ  1.7    (33.6)
  3着 フォーエバーモア  蛯名 クビ  31.3   (34.6)
  4着 クリスマス     Mデ 1.1/2  26.6   (33.6)
◎ 5着 マーブルカテドラル 田辺 1.1/2   12.4    (34.6)

☆ 6着 マジックタイム   後藤 アタマ 20.3
◯ 7着 ホウライアキコ   和田 アタマ 4.7
☆ 8着 モズハツコイ    バル 3.1/2   67.7

  9着 レーヴデトワール  福永 アタマ   8.7

☆10着グランシェリー   浜中 1.1/4    54.8
 11着エクスペリエンス  四位 クビ  359.1
 12着ダイヤモンドハイ  武幸 1.3/4   152.9
 13着スイートガーデン  太宰 クビ  354.8
 14着ヤマニンアリエッタ 高倉 1/2    321.0
☆15着トーセンシルエット 江田 1.1/2   162.8
 16着マイネグラティア  幸  2.1/2   295.9

 17着ニホンピロアンバー 酒井 5   215.0

 18着メイショウアサツユ 池添 大差  212.7

 
 
ハープスターの猛追をハナ差しのいでレッドリヴェールが1着に。
わたしは馬券対象外馬ばかりでしたので熱くなれませんでしたが、見ごたえのあるゴール前でした。
レッドリヴェールは、新馬で見せたキレる脚と札幌2歳での泥んこ馬場で走れるパワーを兼ね備えた総合力の高そうなステゴ産駒の ようです。
年間無敗の新女王はホウライアキコで無くこちらの馬だったようですね。
戸崎が来年も乗り続けるなら世代主役級の活躍が出来そうです。
この馬、前走だけしか見てなくてただの道悪専用馬という結論を下していたので全くノーマーク。
新馬もしっかりと見ておくべきでした。自身の今後の教訓にしたいと思い ます笑(今更)
 
ハープスターは、直線であの位置から追い上げてこれるのですからやっぱり能力はありそうな馬ですね。
走るまでは少し半信半疑でしたけど。。。
直 線で外に出すこと無く、ぽっかりと進路が空いた為にハナ差にまで迫れましたが、
このレースに限って言えば外に出してから伸びて届かずの3着もしくは4着止 まりも十分あったかのように思えます。
次走は分かりませんが、恐らく過剰に人気になって圧勝 or 届かずの3着になりそうな気がします。
ただ、これだけの脚を使う馬ですから故障だけが心配ですね。
 
フォーエバーモアは、先行勢が総崩れの中で一時はホウライアキコに並び先頭をうかがい抜き去りそうな勢いでしたが、外からの差し馬2頭に差されてしまったものの最後まで良く伸びていたと思います。
爆発的な瞬発力は無いものの今後も同世代では安定的に成績を残せそう な感じがします。
連系馬券の軸馬に最適かなという印象です。
父がネオユニなので少し早熟タイプなのかも?
 
1番このレースで光って見えたのはクリスマスです。
いままでの逃げ先行スタイルから一転、最後方からの追い込みで結果が出せたのはこの馬にとって大きな収穫でしょう。
上がりもハープスターと並ぶメンバー最速です。
こういう大一番で大胆に戦法を変えてくる厩舎は大好き です。
サインとしては、武が香港で乗れない中で美浦の若手騎手でなくMデムーロを確保したあたり何かやってくる気はしていましたが。。。
今後のクリスマスと齋藤厩舎は馬券になる臭いがプンプンしますね。
父バゴなので成績に波がありそうですが、大一番での大駆けには要注意だと思います。
 
 
以上、阪神JFの振り返りと自分の馬券に繋げる忘備録でした。
今週も良いレースが見れてワクワクできました。全ての馬たちに幸あれ!!
 
 
彩雲

マイルCS回顧

 imgまり真里谷

恐れいりました!
ただただ、そう述べる他ないトーセンラーの快勝劇。
上がり33.3。
決してスムーズとは呼べない競馬でしたが、鞍上の武豊騎手は冷静でした。
直線に入ってうまく馬群をさばき、追える状況になったらスカッと差しきり!
最後はダノンシャークに1番人気こそ譲っていましたが、人気馬らしい競馬でしたね。

なんといっても、天皇賞(春)の2着馬です。
3200mのG1で2着する馬が、1600mのG1で見事な勝利を収める。
これもまた能力と、関係者の皆さんの努力があってこそなんでしょう。
そういう意味では天皇賞(春)4着、安田記念1着のツルマルボーイなどを思い出します。
しかし、今回はそれ以上。
ここまで広い距離適性は、G1馬ではありませんが、マイソールサウンドがふわっと浮かんできますね。

レース自体は、コパノリチャードがしっかり形を作ったといえました。
同馬は4着に残っていることからも、力を出しきったと言えるでしょう。
2着ダイワマッジョーレ、3着ダノンシャークにしても同じこと。
とにかく、トーセンラーの地力、そして京都適性は尋常ではなかった。
最後に大外からドナウブルーがすっ飛んできたのには、ちょっと驚きましたが。
それでも、上がりの数字では6着のサンレイレーザーが上なんですね。

残念なのはクラレント。
もともと人気先行だとかG1では実力不足だとか言われていましたが、ここまでの負けは想像以上。
前売りでは上位人気、当日も4番人気だったものの、なんと11着に敗れました。
トーセンラーから0.9秒差は大敗とまでは言えませんが、格の違いはあるのかな、と……。
サダムパテックが5番人気7着、グランプリボスが7番人気9着、リアルインパクトが13番人気10着。
このあたりのG1馬組も、そろそろ引退の二文字が見えてきてしまう結果でしょうか。
いや、どの馬もまだ最近に好走がありますし、見切るには早計かな?

さてはて、そうした期待と不安が半々なメンツとは裏腹に。
カレンブラックヒルは8番人気ながら18着シンガリ負け。
トーセンラーから2.1秒差離されての惨敗となってしまいました。
これはちょっと予想外の負けっぷり。
馬の中から闘志が消えてしまったんでしょうか。
やはりあのフェブラリーS出走が、とは考えたくありませんが。

短距離王ロードカナロア不在の中で行われた今回のマイルCS。
生粋のマイラーにとってはつらい結果となりました。
短距離路線と中距離路線の充実。
そこからあぶれた馬たちにとってのマイル路線。
そうした傾向が鮮明に表れた、ということになるのでしょうか。
今後の群雄割拠の到来を見据えて、「マイラーたちの逆襲」にも注目したいですね。

愚痴

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やっぱり、マイル行けたトーセンラーが見事に差し切ったが
他が壊滅状態で1頭も掲示板外
混戦だから穴を狙ったが
キッチリ手堅く収まった。

自由指名のからまつ賞を当てても
メインのこちらが外れ同様のトリガミでは・・・

来週のジャパンカップはジェンティルドンナも
岩田→ムーアに乗り変わりで少々波乱の要素が
ありそうなので頑張ります。

エリザベス女王杯回顧

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【本文】
二冠牝馬がフロックなわけがない!
そう言わんばかりの快勝劇。
牝馬限定戦で完全連対継続中だったヴィルシーナ。
この偉大な古馬に1番人気を奪われ、発奮したのでしょうか。
中団から上がり1位を叩きだしての見事なレースっぷりでした。

さて、オッズ的には3強だったわけですが。
ヴィルシーナは全く伸びず。
デニムアンドルビーも掲示板が精一杯。
これらのうちから2頭軸を選択していた方にとっては、
頭を抱えたくなるような状況だったでしょう。

2着はラキシス。
角居厩舎4頭出しの一角。
見事に格上でのG1挑戦を成功させました。
いっしょに先行していたエディン、セキショウ、セレブリティモデルが
どんどん退がっていく中、最後までスピードが衰えませんでしたね。

3着はアロマティコ。
メイショウマンボと同じ上がりを出してはいるんですが、
位置取りの差を考えると、差は縮まらず広がらず。
悪くないコース取りでの競馬だったものの、
古馬の意地で3着を取るところまで。

終わってみれば、掲示板5頭のうち4頭が3歳馬。
若い力が目立った結果になったと言えるでしょうか。
距離不安があったホエールキャプチャ。
内枠でもまれたオールザットジャズ。
果敢なイン突きを見せたハナズゴール。
いずれも願った通りの結果にはならず、入着止まり。
それでも力は示してくれたと思いたいものです。

ともあれ、1着メイショウマンボから15着マルセリーナまで、
0.9秒差のあいだに収まる着差の小ささです。
ここで着順的に大きく負けたからといって、
大きく落胆するほどではないのかもしれません。
負けた馬こそ、次走での活躍に注目できるのかもしれませんね。

アルゼンチン共和国杯回顧

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スターリングローズ産駒、2500のG2を制す!
まったく、血のロマンがたぎるじゃありませんか。

というわけで、勝ったのはアスカクリチャン。
七夕賞以来の勝利は、中央場所での重要な勝利となりました。
初めての2500という距離で、潜在能力を充分に発揮してくれましたね。

何よりうまかったのは戸崎騎手。
ここを抜ければ、というところへズバッと!
Twitterにて、アンカツさんも人馬ともに褒め称えていました。
確かに、56kgという手頃なハンデも良かった面もありますが、
アスカクリチャン自身が賢さを発揮した結果でしょう。

アルゼンチン共和国杯は、さらなる出世を見据えることのできるレースです。
そこを上がり1位で勝てたのは、非常に大きな収穫のはず。
今後、決してフロックでないことを証明してくれるかもしれませんね。

天皇賞(秋)回顧

 imgまり真里谷

外からジャスタウェイ!
4馬身差の完勝!
表彰式でも大和屋オーナーと福永騎手がジャスタウェイ!
おめでとうハーツクライ産駒!

と、いろいろおめでとう尽くめの天皇賞でした。
いやぁ……こんなに強かったんですね。
確かに、これまで着を外したことがない馬ではあります。
また、G1以外で掲示板を外したのは、
どうも手が合わない感のあったバルジュー騎手が騎乗した中日新聞杯のみ、
そういう実績もありました。
でも。
ここまで強いなんて!

今更何を言っても後の祭り。バンザイなしよ。
この配当を見る限り、しっかり追いかけていた人がついに本願を達成した……。
そういう姿が見て取れますね。
本当におめでとうございます。

こういう馬券をこそ、仕留めたいもんですねえ。
今回はトウケイヘイローが案の定で引っ張る展開。
前半を58.4ですっ飛ばし、番手にジェンティルドンナがついたこともあり、
かなり前がかりでこのペース。
外から一気になで斬りやすいパターンではありました。
その2着に入ったのがジェンティルドンナですから、やっぱり力が違います。
惜しくも敗れはしましたが、4着のアンコイルドも今後面白いですね。
ここまでやるとは思っていませんでした。
予想陣では、葵ひかるさんが本命に推しておられましたね。

ジャスタウェイの今後はドバイデューティーフリーを大目標に、
ひとまずは有馬を使うかどうか思案するらしいですね。
最適距離を考えると、2500では危険な人気馬になるのやも?
ともあれ、ドバイでも良い競馬を見せてほしいものです。
では、最後はやはりこの言葉で締めくくるべきでしょう……。

「完成度高けーなオイ」

函館

imgあお葵ひかる 葵ひかるさんのブログ 

葵「コミケでバタバタでやっとこさ落ち着いた所です」

ティアナ「やれやれ、毎年夏と冬の間は短いから忙しないわ」

葵「全くです。前回の関屋記念は、1頭が競走中止で
もう1頭は見せ場なしで語れるものがないので
さっさと今回の回顧に行きます」

ティアナ「今回だって話せるもんなんてないでしょ・・・」

葵「今回、終わってみたら『素直な人は簡単』なレースでした」

ティアナ「ま、同じ函館とは言え
函館記念のワン・ツー・スリー」

葵「2着3着はハンデ戦から別定で斤量差が少なくなったから
逆になっただけ」

ティアナ「で」

葵「捻くれ者の自分は無理でした。
マルセリーナは洋芝は合わないようです・・・。
京都・阪神で見直したいです。
悔しいので、アンカツのツイッターのフォローに突っ込む
井上オークス    →競馬ライター
今井りか・安田美沙子→競馬番組やってたし、コラムもやってる(はず)
競馬ラボ      →アンカツ自身が仕事しているし普通だ
ビタミンS兄ちゃん →漫才師、ただ競馬の呟きも多い。競馬関連の仕事み経験あり?
田中将大      →マーくん!?うん、まさかマーくんとは・・・」

ティアナ「マーくんは衝撃だったわね。
マーくんとアンカツさんの繋がりが見えないわ」

葵「全くです」

ティアナ「てか、回顧以外の部分が大半を占めているのは良いのかしら?」

葵「まあ、良いんでない」

ティアナ「やれやれ」

凡ミスも良い所

imgあお葵ひかる 葵ひかるさんのブログ 

葵「解雇なんてした事ないんですが・・・」

ティアナ「解雇じゃなくて、回顧」

葵「どっちでもやった事がないのは一緒です」

ティアナ「で、どうするの?」

葵「回顧その物は、他の人のを見て考えます。
今回はポカをやったので、その事を」

ティアナ「何であんな凡ミスが起きた?」

葵「始めはコピペのミスかと思ったんですが
そうではなくて、予想その物を3頭しか上げてなかった・・・」

ティアナ「・・・・・・・」

葵「まあ、どっちにしても外れてるでしょうし」

ティアナ「でも、ドコフクカゼ5着よ・・・」

葵「へっ?
(ネットで確認中)
マジだ。1-3-5ってチャンカン(麻雀用語)だ」

ティアナ「で、どうするの?」

葵「まあ、折角良い線行ったから少しやる。
レースは見てないからレース結果からの私見だけですが」

ティアナ「はい、まず本命の幸」

葵「お前の人気馬は買わんよ。ホントに・・・
この馬は、多分ダート版ナイスネイチャの予感」

ティアナ「シルコレではなくてブロコレね」

葵「しかし、秋は地方周りでしょうね。
中央古馬戦線でやれるとは思えないし」

ティアナ「次、勝ち馬」

葵「大野で1番人気はちょっと意外だった
サトノが1番人気だと思ったから・・・。
春より大分良くなってるのかな?
次で本格化かどうか確かめたい」

テイアナ「最後、竹之下」

葵「ま、まぐれでしょ?
とりあえず、賞金稼いで乗せて続けてくれた
オーナーにほんのちょっと恩返し出来たんでない?
とりあえず、引き続き印を付け続けて行くよ」

ティアナ「あんた、川崎からずっと印付けてるわね」

葵「いえす。来週以降もやるとしたら、回顧と言う名の愚痴で」

マーメイドS 回顧! しーざりこの視点

このコーナーは当ブログで予想を公開している方々に

予想したレースの回顧を書いていただくコーナーです。

今回はしーざりこさんのマーメイドS回顧です。

マーメイドS 回顧 しーざりこの視点


牝馬限定戦の割にはそこそこ流れて、

上がりもかかる阪神芝2000らしいレースになりました。
しかし、開幕週ということもあって、やはり前有利のトラックバイアスが強く
4コーナー通過順位が2位→1位→3位の3頭による決着。
ブライティアパルスは速い流れでも前目で頑張れる馬で
極端な上がり勝負にならなければ、大いに力を発揮できるタイプでしょう。
距離短縮してのマイル戦でも期待が持てます。
セラフィックロンプはここ数戦は結果が出ていませんでした。
しかし、混合戦でそれほど差のない競馬をしていて、久しぶりの
牝馬限定戦だったことを考えると、拾える穴馬でした。
積極的に乗った鞍上のファインプレーもあるでしょう
(ラストはいただけない騎乗だったけどw)
テイエムオーロラは、距離延長+初距離+初重賞という、

マンカフェ激走フラグを回収。
逆に次が狙いづらい感じですが・・・次走が試金石となるでしょう。
今回の出走馬で注目なのはニシノブルームーン。
この馬は基本的にはウオッカと同じようなタイプで、
「厳しい流れ」「上がりのかかる流れ」が得意。
加えて、そのような流れになる急坂のあるコースも得意としています。
今回の結果で、中山・阪神では4-2-1-2になりました。
秋に適鞍があるかどうか微妙ですが、取捨選択はしっかりしておきたいです。

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