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馬は誰が為に走るのか。安田記念回顧。

imgさい彩雲  彩雲さんのブログ

超不良馬場で行われた今年の安田記念。雨と泥にまみれながら先頭でゴールしたのはジャスタウェイでした。

こんな負けん気の強い馬だったとは、、、。あっ晴れ、恐れ入りました。

過去に経験したことのない不良馬場に脚を取られ、競馬をするのもやめてしまった馬も多くいたことでしょう。

そんな中、力強く抜け出したグランプリボスとジャスタウェイ。瞬発力やスピード能力とは別の「絶対に負けたくない!」という胆力、気力で走る2頭に鳥肌が立ちました。

何故ここまで懸命に走るのか。世界ランク1位の意地とかつて国内マイル王として君臨した者の意地。

わずか1センチで雌雄は決してしまいましたが、1分36秒コンマ8の間にとてつもないストーリーを堪能できました。

新王者のジャスタウェイはこれからも戦いは続くでしょうが、グランプリボスは残り僅かであろう現役生活を無事に終えて、是非ともその素晴らしい精神力とマイラーとしての才能を次に繋げて欲しいと切に願います。

 

自分の予想の振り返り。
わたしが本命にしたミッキーアイルは、いちばん懸念していた重馬場適性が皆無だったようです。

いい勉強になりました。同じ轍は踏まないように次に繋げたいですね。

3着にショウナンマイティ。4着にダノンシャーク。

とヒモに指名した馬が来て読み自体は当たっていたのでより良い精度で軸馬選定をせねば!と兜の緒を締め直そうと思います。

競馬は忘れられた逃げ馬に妙味あり。ヴィクトリアマイル回顧。

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ヴィルシーナが逃げて連覇達成しました。持ち前の勝負強さを存分に発揮しての勝利、おめでとうございます!

馬券対象とした内枠のクロフネサプライズもまあまあの好スタートだったので、「良しっ!(もらった!あとはデニムかマンボ来い!!)」と内心ほくそ笑んでいたのもつかの間。外からそれ以上に良いスタートを切ったヴィルシーナが先頭へ。

ヴィルシーナが後続を振り切りそのまま一度もハナを譲らずに勝利となりました。最後の直線で左右をマンボとストレイトガールに挟まれ、追われたのもこの馬にとって良かったのでしょう。

わたしの本命デニムアンドルビーは、大外ぶん回しで7着。この馬は距離があった方がやはり良いのでしょうね。内枠引いたのに今回も頑なに後方待機だったので、馬群に揉まれると駄目なタイプなのかもしれません。また人気が無くなった頃に、、、ドカン!とやってくれそうです。

人気のスマートレイアーは8着でした。中段待機でいつもの末脚も不発。良いところはありませんでしたが、速い逃げ馬がいてもっとペースが流れてマークも手薄になる安田記念が狙いどころではないでしょうか。出ればオッズ次第で面白いと思います。

メイショウマンボは、良い位置でレースを運べました。もう1ハロン距離があれば差せていたでしょう。多分。あとこの馬は完全に叩き良化型ですね。次回の休養明けのレースでは様子見が正解かもしれません。

ストレイトガールは、内を掬って伸びましたが3着まで。ベストは1200〜1400でしょうが何気に2000mぐらいまではいけるのかもしれません。調教次第で距離に幅もでるでしょうが、藤原厩舎なのでこの馬に合った短距離のスペシャリストに育てて行かれるでしょう。直線で岩田騎手が何度も後ろを確認しながら追いだしているのが印象的でした。

クロフネサプライズは、自分の型でレースを運べなかったので直線はズルズルと後退。ヴィルシーナにハナを譲ったあとは口を割って鞍上と喧嘩していましたね。次走は出来ればユタカさんで見てみたいです。

以上、結果から次の馬券に繋げる(無駄な努力をする)彩雲的レース回顧でした。

やっぱり、逃げ馬の「見極め」が大事ですね。。。でもやっぱり逃げ馬は馬券になるな〜(笑)

あり得ないなんてあり得ない。京都記念の振り返り

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競馬ってほんと、予想どおりにいかないから面白いですね。不確定要素満載です。
このメンバー構成と各馬のローテーションなら逃げ馬に勝機があると踏んでいたのですが、まさかデスペラードが逃げるとは。。。。全く1%も想定していませんでした。
レース前には想像もしていないことが結果として起きているのにレースが終わってみると「さすがヨコテン!」と腑に落ちている自分。

この温度差なんなんでしょう。あり得ないなんてあり得ない。まさにナシーム・ニコラス・タレブのいうブラックスワン。フィギュアスケートの町田くんならこの現象をなんと喩えてくれるのでしょうか(笑)

 

さて、振り返りです。

 1着 デスペラード。1000m通過が1分3秒、馬場を考慮しても未勝利並のペースで逃げられたらお手上げです。トゥザに競られてハナに立たれた時にヨコテンが手綱をしごいても無反応だったあたり、やはり癖のある馬やと思います。今回は勝てましたが今後軸馬としては買いづらいタイプのような気がします。

2着 トーセンラー。ペースが遅いと判断してかいつもより前目に。このあたりユタカは上手いな〜と思います。今日の感じやとダート以外の全てのG1に出ても好勝負可能では?と思ってしまいます。

3着 アンコイルド。この展開で勝ちきれないあたりちょっとこの先不安です。休み明けとはいえ、この馬にとって重賞ゲットの最大のチャンスだったかも。やはり道悪は気にしない馬のようです。

予想したトレイルブレイザーは11着。逃げなかったのは本当に想定外。まあ、これも結果です。
ジェンティルドンナは6着。関西の競馬番組で福永騎手がレース前に自分で言うてたけど「スタートが良すぎて困る(ドヤ顔で)」←おい!困るなよ!!
ならばダイワスカーレットのような競馬をすればいいのでは?と素人は思うわけですが。。。今までの実績があるだけに今更戦法を変えるには難しいと思いますがユタカに乗ってもらえば新味が出るかもしれませんね。まあ乗ることは無いと思いますけど。

2012年産の気になる馬

馬名 チナンデガの2012  / ?
ディープインパクト Halo 系 【主な成績/父】牡馬3冠など
母父 チチカステナンゴ Caro 系 【主な成績/母】レゼルヴワール賞(仏G3)
クロス ノーザンダンサー 5×5 6.25%
生産者 社台ファーム 【代表産駒】ヴィクトワールピサ、ダイワスカーレット
兄弟 主な勝ち鞍
タケルファラオ 中央1勝

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チナンデガの2012

父  ディープインパクト 
母  チナンデガ
母父 チチカステナンゴ   

母父は、日本に来てわずか3世代しか子孫を残すことしか出来なかったチチカステナンゴです。良血相手に配合した割には走らなかったというレッテルを貼られているような印象ですが、こういう非主流血統は母方に入ってこそ光るのでは?とダイワレーヌの現役生活を見て思っておりました。

過去チナンデガの配合相手には、ネオユニ、フジキセキとサンデー系ばかりつけられておりますがオープンクラスまで行った馬はいません。が、必ず1勝以上はしています。わりとこれは凄いこと。

入厩先も安田厩舎とあって今までの兄妹馬には無い(笑)期待の大きさを感じます。ちなみにこの馬、一口馬主クラブ法人のグリーンファーム所属なので出資も可能。2014年2月現在、クラブ法人所属で出資可能馬の中では馬体的にもイチバン良く見えた馬です。問題は一口15万の総額6,000万とかなりの高額馬。なかなかポンッと簡単に出せる金額でないのが悩ましいところです。

最近、シルクと東サラに比較的良い馬が回っていましたが今年の当たりはグリーンファームかもしれません。実際にシルクと東サラにお金を出してまで買いたい!感じる馬は見当りませんでした。

チナンデガの2012に要注目です。

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