エリザベス女王杯回顧

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【本文】
二冠牝馬がフロックなわけがない!
そう言わんばかりの快勝劇。
牝馬限定戦で完全連対継続中だったヴィルシーナ。
この偉大な古馬に1番人気を奪われ、発奮したのでしょうか。
中団から上がり1位を叩きだしての見事なレースっぷりでした。

さて、オッズ的には3強だったわけですが。
ヴィルシーナは全く伸びず。
デニムアンドルビーも掲示板が精一杯。
これらのうちから2頭軸を選択していた方にとっては、
頭を抱えたくなるような状況だったでしょう。

2着はラキシス。
角居厩舎4頭出しの一角。
見事に格上でのG1挑戦を成功させました。
いっしょに先行していたエディン、セキショウ、セレブリティモデルが
どんどん退がっていく中、最後までスピードが衰えませんでしたね。

3着はアロマティコ。
メイショウマンボと同じ上がりを出してはいるんですが、
位置取りの差を考えると、差は縮まらず広がらず。
悪くないコース取りでの競馬だったものの、
古馬の意地で3着を取るところまで。

終わってみれば、掲示板5頭のうち4頭が3歳馬。
若い力が目立った結果になったと言えるでしょうか。
距離不安があったホエールキャプチャ。
内枠でもまれたオールザットジャズ。
果敢なイン突きを見せたハナズゴール。
いずれも願った通りの結果にはならず、入着止まり。
それでも力は示してくれたと思いたいものです。

ともあれ、1着メイショウマンボから15着マルセリーナまで、
0.9秒差のあいだに収まる着差の小ささです。
ここで着順的に大きく負けたからといって、
大きく落胆するほどではないのかもしれません。
負けた馬こそ、次走での活躍に注目できるのかもしれませんね。

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