根岸S回顧 真里谷の視点

このコーナーは当ブログで予想を公開している方々に

予想したレースの回顧を書いていただくコーナーです。

今回は真里谷さんの根岸S回顧です。

根岸S 真里谷の視点


重賞初制覇おめでとう、小林慎一郎騎手!
重賞初制覇おめでとう、プリサイスエンド産駒!
府中でのコース実績、エニフS勝利の勢い。
そうした輝かしいデータがあるにもかかわらず、

故障明け初戦、決してプラス要素ではない鞍上、
これらのマイナス要因や絢爛なメンバーが影響し、

グロリアスノアはなんと11番人気であった。
かく言う私もその低人気に貢献しているのである。
「相場は人間の心理が作るもの」
とは有名な投資家の言葉であるが、

それに流された時に勝敗は決まっていたのだろう。
泣き言を連ねても仕方がないので、レース回顧に戻る。
師匠である矢作調教師のコメント通り、「乗り方言うことなし」だった。
馬の体調も万全。騎乗も満点。
ケイアイテンジンを完璧に競り潰したはずのサマーウインドにとっては、
栄光の連勝街道に土をつける結果となってしまった。
それでも、このメンバーで2着は立派なものだが。
3着オーロマイスターもダート転向後の安定感を見せてくれたし、
4着スーニもレパードS2着がフロックでないことを証明した。
5着ワンダーポデリオは枠に泣かされたか。せめて真ん中より外なら……。
ところで、何気に恐ろしいのは母父の威力。
グロリアスノアの母父はジェイドロバリーだが、
なんとこのジェイドロバリー、2001年から9年連続で

アーニングインデックスが1.00以上なのだ。
2006年から4年間は出走頭数も100頭を超えているというのに。
良いブルードメアサイアーを見つける。
これがもしかしたら勝利への近道かもしれませんぜ、と半分は自分に呼びかける。

何しろBMS値が1.00以上を続けられる馬はそうそういないからだ。
ちなみに、ドクターデヴィアスも1.00超え続きなので

こっそりダイワディライトを買っていたが、ものの見事に失速、

9番人気の12着だった。
走るのは血ではなく馬だよね、そんなオチってことでひとつ。
(東京新聞杯1着のStorm Cat[レッドスパーダ]、

2着のダンシングブレーヴ[トライアンフマーチ]、
京都牝馬S2着のノーザンテースト[ベストロケーション]、3着のZafonic[ザレマ]。
これらも1.00以上が継続している。重賞だから当然という見方も出来るが、

予想のワンエッセンスにいかが?)

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