カテゴリー : 未来を駆ける優駿たち

未来を駆ける優駿たち2010 ハッピーパスの2008

基本情報

馬名 ハッピーパスの2008   / ラヴェルソナタ
ファルブラヴ ノーザンダンサー 系 【主な成績/父】02年JC、03年香港Cなど
母父 サンデーサイレンス ヘイロー 系 【主な成績/母】03年京都牝馬S、など
クロス

フォルリ 5×4 9.38% ヘイルトゥリーズン 5×4 9.38%

アルマームード 5×5 6.25%

生産者 ノーザンファーム 【代表産駒】ディープインパクト、アドマイヤムーン他
兄弟 主な勝ち鞍
初産駒

コメント(筆者:真里谷) 真里谷さん製作の動画マイリストはこちら
うーむ、ラヴェルのヴァイオリン・ソナタが聴こえてきそうな馬名だ!
あれ?
でも、ラヴェルって確かフランスの作曲家ながら、ファルブラヴはイタリア。
しかもFairy Kingはアイルランドだし、母父サンデーはもちろんアメリカ……。
ははは、わろとけわろとけ!
たぶん父や母に由来するような理由じゃなくて、
ラヴェルのソナタの美しい旋律を思って名づけられたんだろうなー、
と勝手に理解しております。
単一の馬名としてもキレイなことに変わりはありませんし。
というわけで、ファルブラヴ×(サンデーサイレンス)という取り合わせ。
Forli、Hail to Reason、Almahmoudのインブリードが成立しています。
5×4がふたつと5×5がひとつ。ぎりぎり許容範囲でしょうか。
Almahmoudがあるのは好感触ですね。
ハッピーパスにとっては初仔なので、この馬が試金石となるでしょう。
入厩先は美浦の藤沢和雄厩舎を予定。
関東きっての名門に迎え入れられるのは名誉なことです。
母のハッピーパスも伯母のシンコウラブリイも同厩舎でしたから、
藤沢師の思い入れも強いのではないでしょうか。
しかも、ハッピーパスは個体的な適性により、なかなか妊娠しなかったとのこと。
もう彼女も12歳ですからね。
それだけに、関係者の方々の喜びもひとしおのはず。
無事にデビューを迎えて、そして活躍してほしいものです。
ハッピーパス自身はクイーンC2着、フィリーズレビュー2着、
そして桜花賞4着があるように早くから活躍を始めた馬。
その後も長く活躍を続け、社台の定年である6歳春まで走り続けました。
2ケタ着順が2回だけというのは、中央では実に優秀だと思います。
ファルブラヴも3歳時にイタリアダービーで2着、
そして4歳時にあのジャパンカップで優勝しているとおり、
仕上がりはそこそこ早い方でしょう。本格化は4歳秋だったとも言えますが。
●出走が想定されるレースでの評価
○京王杯2歳S:あっさり持っていきそう
○朝日杯FS:仕上がり次第では一気も
◎皐月賞:関東勢の旗頭
▲NHKマイル:府中が合う気がしない
×ダービー:府中2400はもっと合う気がしない
—(期限超え)—
◎京成杯AH:マイラー気質が強すぎたらこのあたりか
☆結論
かなり有望なように書いているものの、
社台ファームでなくノーザンファームなあたりに一抹の厳しさ。
ちなみに、サンデーRでの募集価格は2400万とのこと。
シンボリクリスエス産駒の半妹もいるようだし、頑張ってもらいたいが、
「追いつかない程度の末脚」が売りの善戦馬になる可能性は否めない。
しかしながら、そういう馬はそういう馬で味がありますヨ。

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未来を駆ける優駿たち2010 レクレドールの2008

基本情報

馬名 レクレドールの2008   / アージュドール
ブライアンズタイム ロベルト 系 【主な成績/父】98年フロリダダービーなど
母父 サンデーサイレンス ヘイロー 系 【主な成績/母】04年ローズS、05年クイーンSなど
クロス ヘイルトゥリーズン 3×4 18.75%
生産者 白老ファーム 【代表産駒】ドリームジャーニー、リトルアマポーラ他
兄弟 主な勝ち鞍
初産駒

コメント(筆者:真里谷) 真里谷さん製作の動画マイリストはこちら
なんと美しい名前だろう……。
ええ、陶酔したくなる名前じゃござんせんか。
といっても、人からの又聞きですが、
仏語にして「黄金時代」を意味するのだとか。
レクレドール。
おぼえておられる方はいらっしゃいますでしょうか。
かのステイゴールドの全妹でございます。
母系が強いのか、見栄えの良い青毛とのこと。
もっとも、父系のブライアンズタイムにしても黒鹿毛ではありますが。
同馬の初仔となるアージュドールのインブリードはHail to Reasonの3×4。
18.75%は、今や前時代的かもしれませんが、紛うことなき奇跡の血量です。
ブライアンズタイムにサンデーサイレンス。
日本の一時代を築き上げた両巨頭の共演。
血統表を見るだけでわくわくしてきますね。
ただ最大の問題としては、ダービーまでが期限と区切るPOGでは……?
という点にありますでしょうか。
ブライアンズタイム産駒にしてからが仕上がり早とは言えませんし、
こればかりは何ともはや。
しかしながら、もしも早めに仕上がったからには、
クラシックをにぎわせてくれるものと期待しております。
無論、それ以後も追いかけたい馬。
そうなってくれることを願い、また信じている次第。
●出走が想定されるレースでの評価
×朝日杯FS:たぶん間に合わないし勝てまい
△皐月賞:すごく見てみたい
×NHKマイル:府中はともかくマイルは無理か
▲ダービー:適正的には最高と見た
—(期限超え)—
◎札幌の条件戦:伯父と母を考えたらここが妥当か……
☆結論
ロマンで選ぶならともかく、ガチ勝負ではちょっと勇気がいるかと。
でも、こういう浅薄な考えを蹴散らしてくれたらねえ、
最高ではありませんか。

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未来を駆ける優駿たち2010 マイティパレスの2008

基本情報

馬名 マイティパレスの2008   / マウンテンダイヤ
バランスオブゲーム Nijinsky 系 【主な成績/父】06年オールカマー、02年弥生賞など
母父 パレスミュージック Northern Dancer 系 【主な成績/母】01年三波石峡記念(浦和)など
クロス ノーザンダンサー 5×5×4×5 15.63% フラミングページ 5×5 6.25% ターントゥ 5×5 6.25% リボー 5×5 6.25%
生産者 日向牧場 【代表産駒】ダイゴウソウル他
兄弟 主な勝ち鞍
フジキハンター 特に無し


筆者:葵ひかる(葵ひかるさんのブログはこちら !!)

既に入厩しているので新馬開始早々にデビューしてくれそうですし
父も母も仕上がりが早いほうで、2歳戦は楽しめるかも知れません。

朝日杯・奇跡が起きれば……
ダービー・大井のなら……(期間外だけど


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主催・鴨南蛮さん
れーしんぐハート 第4回 ほっぷ すてっぷ ぱーるらいす杯』開催!

下記2つの主催・鯛尾さん
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未来を駆ける優駿たち2010 ゲルニカの2008

基本情報

馬名 ゲルニカの2008   / 不明
ロックオブジブラルタル Danzig 系 【主な成績/父】02年2000ギニー、サセックスSなど
母父 ルツク Mr.prospector 系 【主な成績/母】00年亜1000ギニー、など
クロス

ノーザンダンサー 4×4×5×5 18.75% 

ナタルマ 5×5×5 9.38% バックパサー 5×5 6.25%

生産者 ノーザンレーシング 【代表産駒】ライトニングボール他
兄弟 主な勝ち鞍
ロサオブゲルニカ 特に無し

コメント (筆者:radiant)

一発目からこの活躍しなそうな馬はなんだ!と思った方、ちょっと待ったビックリマーク

今年はメジロダイボサツ(ディープ×メジロドーベル)が12冠ベビーとして

期待されていますが、この馬もG1の数なら負けていませんよにひひ

父の新種牡馬ロックオブジブラルタル(G17連勝のスーパーホース)、

更に母はアルゼンチンでG14勝、

合計してなんと11冠ベビー!!

更に、あのセイウンワンダーも出たJRAブリーズアップセールの出身ビックリマーク

とどめは2,3歳戦に強いエイシンの冠名で知られる平井さんが馬主!!

クラシックとなると厳しいかもしれませんが

朝日杯FSなら十分狙える素材だと思います。



ただ、気になることもいくつかガーン

まず、母から活躍馬が出ていないこと。

母はG14つもとっているんだけどなぁ・・・

また、父がヨーロッパ血統でやや晩成なのもちょっと問題かも。

父の父であるデインヒルは日本ではおなじみですが3歳で活躍したのは

ファインモーションとエアエミネム、ツクバシンフォニーくらい。

その傾向を引きついているのか日本に20頭くらい

ロックオブジブラルタル産駒は今まで輸入されましたが

まだクラシック路線で活躍できた馬はなし。
ただ、クラシックのトライアルにはロードロックスター(母はレディパステル)が

出てそれなりの結果だったから母がいいと活躍できるのかも。


評価

朝日杯FS:十分勝てるビックリマーク

ダービー:出られたらいいなー


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2008年産駒の全頭リストもあり。

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未来を駆ける優駿たち ピンクタートルの2007

基本情報

馬名 ピンクタートルの2007   / ヴォンタライズ
ダンスインザダーク Halo 系

【主な成績/父】

96年菊花賞、京都新聞杯など

母父 Blushing Groom Blushing Groom 系

【主な成績/母】

ヴェルメイユ賞(仏G1)2着など

クロス ネアルコ 5×4 9.38%
生産者 シンコーファーム 【代表産駒】レディパステル、シンコウカリド他
兄弟 主な勝ち鞍
レディパステル 01年オークス、03年中山牝馬など

コメント(筆者:radiant)

今回は名牝、レディパステルを排出したピンクタートルの2007です。

この馬のいい所はサンデー系の父なのにクロスがほとんどないこと。

近年、サンデー系の馬をつけるとほとんどの馬は10%以上のクロスが

発生してしまいますが、この馬はネアルコの5×4のクロスのみビックリマーク

これは結構珍しいのではないのでしょうか?

出す優秀種牡馬です。

傾向としてはダンスの子供で牡馬は長距離、牝馬は中短距離を走る馬に

なりやすいということです。

この馬は牡馬ですし、母も2400mでG1を勝っていますしダービーを狙える

血統ではあります。


母は前述の通り01年のオークス馬、レディパステルを排出しています。

レディパステルのオークスの相手は

テイエムオーシャン(GI3勝)やローズバド(GI2着3回)など

近年の牝馬でもレベルの高い相手でした。

母自体も2400mのヴェルメイユ賞で2着。

(ヴェルメイユ賞はフランス牝馬3冠の第3戦。凱旋門賞のステップレースも兼ねる)

この点からもこの馬が長い距離を走れるのは確実でしょう。

ただし、気になるのはピンクタートルがレディパステル以外の活躍馬を

排出できてないこと。

01年にはサンデーサイレンスをつけていますが、この馬も中央未勝利でした。

今回はサンデー系のダンスインザダークですがどうでしょうか?


POGで指名するならば、隠し玉として指名するのがよさそうです。

もちろん、血統的には十分ダービーが狙えます。

ただし、今までの実績から見ると1位指名するような馬ではないとおもいます。

注目度はそれほどないので4,5番手で指名しておくといいことがあるかも・・・。


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父は菊花賞を勝ち、種牡馬としてもザッツザプレンティ、デルタブルースなどを

未来を駆ける優駿たち パテントリークリアの2007

基本情報

馬名 パテントリークリアの2007   / クリアキー
ファルブラヴ Northern Dancer 系

【主な成績/父】02年ジャパンC、

03年香港Cなど

母父 ミスワキ Mr.prospector 系 【主な成績/母】英米で3勝
クロス トムフール 5×5 6.25% ネイティヴダンサー 5×5 6.25%
生産者 ノーザンファーム 【代表産駒】ディープインパクト、アドマイヤムーン他
兄弟 主な勝ち鞍
タイキリオン 02年ニュージーランドT
タイキダイヤ 99年クリスタルC
タイキフォーチュン 96年NHKマイルC、毎日杯

コメント(筆者:radiant)

今回は注目されるであろうパテントリークリアの2007を紹介します。

この馬、7月4日の福島新馬戦でデビューだそうですのでPOGでの即戦力が

欲しい方は注目です。

なんせ、まず兄弟が豪華ビックリマーク

タイキフォーチュンは第1回のNHKマイルC勝ち馬。

タイキリオンはニュージーランドTの勝ち馬とマイルでの活躍馬が沢山います。


父は比較的新しい種牡馬のファルブラヴ。

どうもファルブラヴ産駒は2000m以下で活躍できそうです。

今現在の代表産駒がワンカラット(今年のフィリーズレビューの勝ち馬)で

あることからも分かると思います。

牝馬だと、2000m以下で主要なレースが沢山あるので大丈夫ですね。


母は活躍馬を沢山出しているパテントリークリア。

一つ心配といえば今までMr.prospector系をつけたことがないこと。

しかし、今まで色々な馬と配合していますが大きなハズレが出ていないことからも

特に心配する必要はないでしょう。

クロスも少ないですので故障の心配もそれほどないと思います。


結論は、この馬、超オススメです。

明らかにマイルは向いていますし、兄弟の傾向、父の産駒傾向からも

早め仕上がりでしょう。

京王杯2歳Sから阪神JF、桜花賞、NHKマイルCと狙える可能性が高いので

早めに指名しておきましょうビックリマーク



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未来を駆ける優駿たち エアデジャヴーの2007

基本情報

馬名 エアデジャヴーの2007   / 名前未定
クロフネ Deputy Minister 系 【主な成績/父】01年JCD、NHKマイルCなど
母父 ノーザンテースト Northern Dancer 系 【主な成績/母】98年クイーンS
クロス ノーザンダンサー 5×3 15.63% ニーアティック 5×4 9.38%
レディーアンジェラ 5×4 9.38% ボールドルーラー 5×5 6.25%
生産者 社台ファーム 【代表産駒】ダイワメジャー、エアグルーヴ他
兄弟 主な勝ち鞍
エアメサイア 05年秋華賞、ローズS
エアシェイディ 08年アメリカジョッキークラブカップ

コメント(筆者:radiant)

今回は注目されるであろうエアデジャヴーの2007です。

母はG3のクイーンS勝ちやオークス2着(しかもそのときの1着はファレノプシス!)

などの成績がある名牝です。

このエアデジャヴー自体もアイドリームドアドリームを母に持っており、

アイドリームドアドリームはエアシャカールなどの名馬を出しています。

まさに、名牝の血統といえるでしょう。


父方を見ると、近年おなじみとなったクロフネ。

クロフネといえばヴィクトリアマイルのブラボーデイジーなどマイル辺りで

走れる馬がたくさん出ています。

しかし去年の産駒からまだ重賞勝利馬がでていないのが一つ気になる点です。


ただし、この血統で一つ気になるところといえばクロスが多いこと。

しかし、エアシェイディは去年の有馬記念でも3着でしたし、エアメサイアも

故障とかが原因で引退ではなかったと思うので体の心配をする必要はないでしょう。


サンデーサイレンス以外の馬とはあまり成功していないエアデジャヴー。

今回はデピュティーミニスター系のクロフネですが、

私の意見としてはこの馬への過信は危ないと思います。

なぜなら、エアデジャヴーの仔はどの馬も長い距離を走っています。

しかし、クロフネの仔はマイルが適正の馬が多いです。

この適正距離が違う2頭が合わさってうまくいくのかというとちょっと不安です。

もちろん、血統はとてもいいのですが・・・。




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未来を駆ける優駿たち マストビーラウドの2007

基本情報

馬名 マスドビーラヴドの2007   / アドマイヤロイヤル
キングカメハメハ Mr.prospector 系 【主な成績/父】04年ダービー、NHKマイルCなど
母父 サンデーサイレンス Halo 系 【主な成績/母】3戦未勝利
クロス ノーザンダンサー 5×5×4 12.50%
生産者 ノーザンファーム 【代表産駒】ディープインパクト、アドマイヤムーン他
兄弟 主な勝ち鞍
ラインクラフト 05年NHKマイルC、桜花賞など

コメント(筆者:真里谷

マストビーラヴドの仔はラインクラフトが傑出しすぎていて、

他がどうにも霞んでいる印象があった。
しかし、つい先日、スウェプトオーヴァーボードを父に持つ

半兄フロレンティーノが海外重賞を制覇。
ミスプロの流れを汲むキンカメ産駒ならあるいは、と期待を抱かせてくれた。
アドマイヤとのコンビでは信頼と実績の栗東・橋田厩舎。
デビューは札幌競馬(今年は函館改修のため、6月から開催)を予定している。
仕上がり早なのは素直に評価したい。
キングカメハメハ×(サンデーサイレンス)という組み合わせだけを

拾ってみても、充分にグッと来るものがある。
クロスとしてはNorthern Dancerの5×5×4。

オーソドックスで好印象。
しかし、不安点としてはやはり兄弟の差。
ラインクラフトが飛びぬけているものの、他が他なので地方転出もありうる。
キングカメハメハ産駒も前評判の割に苦戦気味なのが気になるところだ。
頼みのフィフスペトルがあんな感じでは、不景気も手伝ってセレクトセールで

主取り連発しそうだし。
……エルコンドルパサーが生きていれば、

というのはまさしく禁句であろうか。

「たられば」の極致だ。
なお、かつてアドマイヤサンデーの仔(父トニービン)で同名、

アドマイヤロイヤルという名前の馬がいた。
母アドマイヤサンデーということで、

フサイチホウオーやトールポピーを下に持つわけだが、
残念ながらこの馬はデビュー戦で惨敗し、二戦目で故障を発症してしまった。
近藤オーナーにしてみれば、「今度こそこの名前で活躍を」との願いが

こもっているのだろうか?

こちらのコメントを書いてくださった真里谷さん。

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未来を駆ける優駿たち エリザベスローズの2007

基本情報

馬名 エリザベスローズの2007   / イザベルドスメーン
スペシャルウィーク Halo 系 【主な成績/父】98年ダービー、99年JCなど
母父 ノーザンテースト Northern Dancer 系 【主な成績/母】93年セントウルS、コラールSなど
クロス

ノーザンダンサー 5×3 15.63% 

レディーアンジェラ 5×4 9.38% アルマームード 5×5 6.25%

生産者 社台ファーム 【代表産駒】スクリーンヒーロー、ダイワスカーレット他
兄弟 主な勝ち鞍
フサイチゼノン 00年弥生賞
アグネスゴールド 01年スプリングS、きさらぎ賞
リミットレスビッド 06年根岸S、ガーネットS、07年東京盃他

コメント(筆者:radiant)

きっと今年のPOGでも注目されるであろうエリザベスローズの2007を

今回は紹介します。

ただし、この馬に興味はあるけど指名とまではいかない方が多いでしょう。

理由は去年のエリザベスムーンが期待されていたわりに残念な結果でPOGの

期間を終わっているからでしょう。

この血統もエリザベスムーンとクロスが似ている点からも同じような結果になると

思っている方もいると思います。

ただし、エリザベスムーンの父はダンスインザダークでした。

ダンスインザダーク産駒の牝馬は短距離が多い傾向にあるため、

長い距離を走れる馬を多く出す母に合わなかったのかもしれません。

しかし、今回の父であるスペシャルウィークにはそのような傾向はありません。

今年活躍しているブエナビスタの父もスペシャルウィークであります。


母方のエリザベスローズはセントウルSを勝った事もある快速馬。

しかし、デビュー戦と3戦目のダートでも勝っていることからもパワーがあります。

坂のある中山などでも活躍できるでしょう。

ただ、牝馬なのであまり坂のあるコースで走ることはないでしょうが・・・。


以上から、この馬についてまとめると、もしかするとクラシックに出られるかも、

くらいに考えてみるのがいいと思います。

ただし、スペシャルウィーク産駒は近年上昇が著しいこと、

また過去3頭重賞勝利馬を出していることの2点は

大きなプラスである事を付け足しておきます。



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未来を駆ける優駿たち スプリングネヴァーの2007

基本情報

馬名 スプリングネヴァーの2007   / シャイニーナイト
フジキセキ Halo 系 【主な成績/父】94年朝日杯3歳S、95年弥生賞など
母父 サクラユタカオー テスコボーイ 系 【主な成績/母】3戦未勝利
クロス ネヴァービート 4×3 18.75% ナスルーラ 5×5 6.25%
生産者 雅牧場 【代表産駒】ダイタクバートラム、ダイタクリーヴァ他
兄弟 主な勝ち鞍
ダイタクバートラム 04年ステイヤーズS、03年阪神大賞典
ダイタクリーヴァ

00年シンザン記念、スプリングS、01年京都金杯、

02年京都金杯

コメント(筆者:radiant)

スプリングネヴァーの2007はダイタクリーヴァと同じ血統(全弟)です。

ダイタクリーヴァは3歳の早いころから活躍をしていて、

皐月賞でも1番人気に支持されました。(結果は2着)

この年はエアシャカールとアグネスフライトのダービーが行われたりと

中々レベルの高いクラシックでした。

その中で活躍できた馬と同じ血統ですのでクラシックでの活躍を

期待しないわけにはいかないでしょう。

ただ、気になるのはやっぱりクロス。

4×3といえば奇跡の血量と言われるクロスですが果たしてどうなのでしょうか。

ちなみにネヴァービートの4×3で代表的な馬と言えば

メルシータカオーです。(04年の中山大障害勝利)


父は早めに仕上がるフジキセキ。

この馬も早く仕上がると思います。

母のスプリングネヴァーはかなりのクロスを持つため

繁殖向けの馬だったのでしょう。

この馬の仔が成功するのはサンデー系なので、フジキセキはちょうど良いでしょう。


結論を言うと、ダービーを狙うために指名してみて良いと思います。

注目度もあまり高くないため、狙ってみるのはいかがでしょうかはてなマーク


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未来を駆ける優駿たち アスペンリーフの2007

基本情報

馬名 アスペンリーフの2007   / レアーレスパーダ
クロフネ Deputy Minister 系 【主な成績/父】01年JCD、NHKマイルCなど
母父 サンデーサイレンス Halo 系 【主な成績/母】4戦1勝
クロス ノーザンダンサー 5×4 9.38% ニアーティック 5×5 6.25%
生産者 追分ファーム 【代表産駒】ゴールドアリュール、ハットトリック他
兄弟 主な勝ち鞍
レジネッタ 08年桜花賞




コメント(筆者:radiant)

レジネッタの弟であるアスペンリーフの2007です。

情報によると現在体重が520kgぐらいあるらしいです。

また、秋ごろのデビューを目指しているそうです。

でかいなー、足元を怪我しなければいいなー、というのが今の私の感想です。

父は早熟で定評のあるクロフネ。

そして、レジネッタの父はクロフネの父であるフレンチデピュティでした。

この点からもレジネッタのようなスピードが期待できそうです。

クロフネをつけたのはクラシックを狙ったためでしょう。

フレンチデピュティですとクラシックまでにピークが間に合うか微妙ですからね。

母系に目を移すとこれまた定番のサンデー血統。

クロフネ×サンデー系の血統だとフサイチリシャール、ブラボーデイジーなど

マイルが得意な馬がたくさん出ています。

また、この馬の2代目がすべて米の馬ですのでパワーを使う重馬場も

得意だと思います。

NHKマイルCや朝日杯FS、2歳Sなどのマイル辺りの距離を狙う1頭として

指名するのがいいかも!?



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未来を駆ける優駿たち アンブロジンの2007

基本情報

馬名 アンブロジンの2007   /名前未定?
ダンスインザダーク Halo 系 【主な成績/父】96年菊花賞、京都新聞杯など
母父 アンブロジン Mr.prospector 系 【主な成績/母】米産
クロス レイズアネイティブ 5×3 15.63% ナスルーラ 5×5 6.25%
生産者 ノースヒルズマネジメント 【代表産駒】ヘヴンリーロマンス、ノーリーズン他
兄弟 主な勝ち鞍
ノーリーズン 02年皐月賞
グレイトジャーニー 06年ダービー卿チャレンジT、04年シンザン記念

コメント(筆者:真里谷

半兄に菊花賞で伝説を作ってしまった皐月賞馬ノーリーズンや、
重賞戦線で長く活躍したGⅢ2勝馬グレートジャーニー。
ブライアンズタイム、サンデーサイレンスという二大種牡馬の牽引力も

あったにせよ、それぞれ重賞馬を輩出している強みはある。
ただ他の兄弟は良血の割にはどうも……?
良血だけに無理をさせず、早めに繁殖に回っているのもあるだろうが、

成績はあまりパッとしない。
父ダンスインザダークは、母父ミスプロ系と相性が良い。
というより、母父Miswakiと相性が良いだけかもしれない。
例えば、ザッツザプレンティやマルカフェニックスなどがそうである。
この配合、「突然走るダンス産駒」を地で行くことになりそうだ。
血量としてはRaise a Nativeが5×3、Nasrullah5×5。
ちょっと濃いが、許容範囲か?
生産はノースヒルズマネジメント。おそらく所有もするだろう。
こういう馬がクラシックに波乱を巻き起こすのが競馬かもしれない。
サンデーとミスプロ。大種牡馬同士の血脈がもたらす結果ならば、

それは決して奇跡ではないだろう。


こちらのコメントを書いてくださった真里谷さん。

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未来を駆ける優駿たち ナショナルフラッグの2007

基本情報

馬名 ナショナルフラッグの2007   / ナショナルフラワー
アグネスタキオン Halo 系 【主な成績/父】01年皐月賞、弥生賞など
母父 ディグタス Fine Top 系 【主な成績/母】91年阿寒湖特別(900万下)など
クロス ボールドルーラー 5×5 6.25%
生産者 社台ファーム 【代表産駒】ダイワスカーレット、ネオユニヴァース他
兄弟 主な勝ち鞍
インターフラッグ 98年ステイヤーズS
マルカコマチ 99年京都牝馬特別

コメント(筆者:真里谷

この馬はやれるかもしれない!
そんな個人的に過ぎる期待を隠せない牝馬。
母インターフラッグの仔はどの馬もよく走っている。
ステイヤーズS馬インターフラッグや京都牝馬特別馬のマルカコマチ。
ダイワジアンにラバンディエーラにナショナルホリデーと、

印象に残る馬が多数である。
さて、アグネスタキオンとは初仔であるナショナルフラワー。
サンデー直仔のマルカコマチ、フラッグシップが重賞戦線で活躍しており、
1000万下で昇級を目指すナショナルホリデーがダンス産駒。
サンデー系との相性はなかなかである。
何かと成長力に疑問を呈されるタキオン産駒は、

一方で仕上がり早まで否定されることはない。
高次のスピードが合わさり、重賞戦線での活躍が望まれる。
社台ファーム生産の吉田照哉氏所有となれば、

今の競馬界で考えうる最大限のバックアップがあるだろう。
この面でも心強い。
厩舎は美浦の国枝厩舎とのこと。

関東有数の名伯楽によって、どのように育つか要注目。
心配な点もある。
ナショナルフラッグの仔は総じて遅咲きの傾向にあるのだ。
成長型に幅のあるサンデーやダンスに比べ、

タキオンの早め傾向を重視したが……。
クラシックではつらいかもしれない、という危惧はある。
引退まで追いかけたいタイプではあるが、

それではPOGの対象から外れてしまうのが悩みもの。
毛色や活躍の傾向からすると母親が強く出ていそうなので、

やはり厳しいだろうか?



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未来を駆ける優駿たち ファレノプシスの2007

基本情報

馬名 ファレノプシスの2007   / ラナンキュラス
スペシャルウィーク Halo 系 【主な成績/父】98年ダービー、99年天皇賞春・秋など
母父 ブライアンズタイム Roberto 系 【主な成績/母】98年秋華賞、00年エリザベス女王杯など
クロス

ヘイルトゥリーズン 4×4 12.50% 

ノーザンダンサー 5×5 6.25%

生産者

ノースヒルズマネジメント 

【代表産駒】ヘヴンリーロマンス、ノーリーズン他

兄弟 主な勝ち鞍
アディアフォーン 08年ファンタジーS3着

コメント(筆者:真里谷

罠だとはわかっていても、引っかかってしまいたい……!
そんな夢にあふれた配合。
スペシャルウィークもファレノプシスも、説明する必要がない名馬です。
これまでサンデー系の仔を出し続けてきたファレノプシス。
しかし、「これは!」という名馬はまだ出ていません。
スペシャルウィーク産駒は初。果たしてどうなるか?
半姉にはフジキセキ産駒のルアシェイア、

ダンスインザダーク産駒のアディアフォーン。
アディアフォーンはファレノプシスの仔として勇躍が期待されたものの、
早熟か無理使いか、どうも伸びきれない現状。
サンデーサイレンス、フジキセキ、ダンスインザダークと来て大当たりがないのでは、
スペシャルウィークでも状況の挽回は難しいかもしれない。
ただスペシャルウィーク産駒はムラがあるものの

爆発力に長けた印象があるので、その点に期待するのもアリだろう。
Hail to Reason4×4のインブリードはもうおなじみ。
総合すると「1000万下までは進めるが、オープンは望めない」

な未来が見えてくる気もする。
毛色は青毛。青鹿毛はいるが、青毛は初めてのケース。
サンデーの血が沸き立っている、などと言うとロマンに走りすぎだろうか。
馬主は今回も生産者のノースヒルズマネジメントだろう。
ここでひとつ注目したいのはラナンキュラスという名前。
母ファレノプシスの由来は花の「胡蝶蘭」だが、

ラナンキュラスもまた花の名前から来ている。
関係者サイドの期待と意欲が見て取れるとするならば、

良い仕上がりなのかもしれない。

「貴方は魅力的」「美しい人格」などの花言葉を持つラナンキュラス。
華美な血統に彩られ、偉大な母に負けぬ実績を期待したい。


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未来を駆ける優駿たち ロゼカラーの2007

基本情報

馬名 ロゼカラーの2007   / ローザミスティカ
アグネスタキオン Halo 系 【主な成績/父】01年皐月賞、弥生賞など
母父 Shirley Heights ミルリーフ 系 【主な成績/母】95年デイリー杯3歳Sなど
クロス ボールドルーラー 5×5 6.25%
生産者 ノーザンファーム 【代表産駒】ディープインパクト、アドマイヤムーン他
兄弟 主な勝ち鞍
ローズバド 01年フィリーズレビュー、オークス2着、03年マーメイドSなど
ローゼンクロイツ 05年毎日杯、07年中京記念、金鯱賞など


コメント(筆者:radiant)

今回は華麗なる一族である薔薇一族のローザミスティカです。

この一族からは上の兄弟2頭以外にもローズプレステージ(京都新聞杯2着)が

いたりととにかく早くから活躍できる馬が多いです。

ただし、この一族の問題点は体質がやや弱いところ。

この馬にもすでに転倒をしたという情報があったので心配です。

(どのくらいの怪我かは不明)

さて、父方へ目を移してみるとアグネスタキオンといえば

ダイワスカーレット、ディープスカイといった近年の名馬を数え切れないほど

生み出している名種牡馬。

アグネスタキオンのいいところはそのスピードを確実に子供へと

受け継いでくれること。

ただし、アグネスタキオンにも問題がありまして、

そこは子供の体質が弱いのか怪我をしやすいところです。

(キャプテントゥーレやロジック、アドマイヤオーラなど)

この2頭が組み合わさっているため、とにかく怪我をしないかが心配です。

ただ、それさえクリアすればロゼカラーにサンデー系をつけた馬は

ほぼ成功するので能力の心配をする必要はないでしょう。

個人的には最近元気がない薔薇一族からもう一度クラシックをわかしてくれる馬が

出てきて欲しいです。


ちなみに、ローザミスティカはイタリア語で「神秘的な薔薇」って意味だそうです。



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未来を駆ける優駿たち デアリングダンジグの2007

基本情報

馬名 デアリングダンジグ2007   / トーセンダビンチ
マンハッタンカフェ Halo 系 【主な成績/父】02年天皇賞(春)、01年有馬記念など
母父 ダンジグ Danzig 系 【主な成績/母】米国産馬
クロス ニーアティック 4×4 12.50% Almahmoud 5×5 6.25%
生産者 社台ファーム 【代表産駒】ダイワメジャー、エアグルーヴ他
兄弟 主な勝ち鞍
ピットファイター 05年アンタレスS、04年武蔵野S
デアリングハート 06年府中牝馬S、クイーンS、05年NHKマイルC2着

コメント (筆者:radiant)

NHKマイルCでこの馬の姉であるデアリングハートを思い出したので

この馬を紹介したいと思います。

まず、この馬はセレクトセール2007で当歳ながら1億200万円で落札されました。

それだけ、素質が認められていると考えてもいいでしょう。

父は今年のNHKマイルC馬であるジョーカプチーノと同じマンハッタンカフェ。

他にも、桜花賞2着のレッドディザイアや京都新聞杯を制したベストメンバーも

同じ父です。

この点から早めの活躍が期待できそうです。

兄弟にはダートで長い活躍をしたピットファイターと05年の牝馬戦線で

穴馬として本命派を悩ませたデアリングハートが代表です。

この2頭に共通していたのは粘り強いレースができることでした。

特に、デアリングハートはエアメサイア、シーザリオなどメンバーが揃った桜花賞で

3着に食い込んだりど大活躍でした。

そして、デアリングダンジグのいいところとして、レースに出走した産駒が

必ず1勝はしていることです。

更に、父がサンデーサイレンスの時は全ての子供が

3勝以上していることも特徴です。

この馬もきっと重賞で見かけるようになると思います。

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未来を駆ける優駿たち ゴールデンサッシュの2007

基本情報

馬名 ゴールデンサッシュの2007   / メルヴェイユドール
フジキセキ Halo 系 【主な成績/父】94年朝日杯3歳S、95年弥生賞など
母父 ディクタス Fine Top 系 【主な成績/母】未勝利
クロス Wild Risk 4×5 9.38%
生産者

社台コーポレーション白老ファーム 

【代表産駒】ドリームジャーニー、リトルアマポーラ他

兄弟 主な勝ち鞍
ステイゴールド 01年香港ヴァーズ、ドバイシーマクラシック、00年目黒記念
レクレドール 04年ローズS、05年クイーンS

コメント (筆者:radiant)

今回はあのステイゴールドを生んだ母の07年産駒の紹介です。

まず、この母はこの馬で14頭目の子ですが、過去の成功例は全て

サンデーサイレンス系の父だったときです。

そして、今回もサンデー系のフジキセキ。

ただ、兄弟を見ると代表の2頭は両方とも成長が遅そうに感じる方もいるでしょう。

しかし、ステイゴールドは3歳(今の2歳)の12月にデビュー、

レクレドールにいたっては3歳の3月にデビューしています。

そうでありながら2頭ともデビューから1年以内に重賞へ出走しています。

特にレクレドールは9月にはローズSでその年のオークス馬を破っています。

こんなところから見るにPOGに適していない馬と言い切るには

もったいないと思います。

更に、家系を見るとサッカーボーイやバランスオブゲーム、ドリームパスポートなど

クラシックで活躍した馬が見受けられます。

父は様々なタイプの馬を出す万能な種牡馬ですし、厩舎も有名な池江厩舎。

本気で、牝馬クラシックを狙える馬だと思います。



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締め切りは5月16日までなので急いで登録を!!


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未来を駆ける優駿たち ダンスパートナーの2007

基本情報

馬名 ダンスパートナーの2007   / フェデラリスト
Empire Maker Mr.prospector 系 【主な成績/父】フロリダダービー、ウッドメモリアルS、ベルモントS(全て米G1)など
母父 サンデーサイレンス Halo 系 【主な成績/母】95年オークス、96年エリザベス女王杯など
クロス

ノーザンダンサー 4×4 12.50% In Reality 5×4 9.38% 

レイズアネイティヴ 5×5 6.25%

生産者 社台ファーム 【代表産駒】ネオユニヴァース、ダイワスカーレット他
兄弟 主な勝ち鞍
ダンスオールナイト 09年初音S(1600万下)、09年中山牝馬S3着

コメント (筆者:真里谷


ベルモントS馬Empire Makerとオークス馬ダンスパートナー。
こう並べると絢爛だが、この馬の半兄であるマンボパートナー(父:Kingmambo)は

中央未勝利のまま地方へ転出した。
KingmamboとEmpire Makerは同じMr. Prospectorの系譜である。
同じような血統背景で大丈夫だろうか?
では、Empire Makerの産駒成績自体はどうか。
さすがに米国の大種牡馬となったKingmamboと比較するのは可哀想だが、

かといって超一流とまではいかない。
それでも、今年はPioneer of the Nileが出て、ケ

ンタッキーダービーの有力馬の一角を担っていた。
が、なんとケンタッキーダービーは単勝50倍台の伏兵、

Mine That Birdが6馬身以上の着差でもって圧勝。
しかも、Mine That Birdはセン馬である。
父Empire Makerもまた、大本命に推されたこのケンタッキーダービーで、

同じようにセン馬のFunny Cideに敗北した。
親子二代、歴史は繰り返すのか。

肝心なところで勝負弱さが出てしまう血統ということなのか。
とまあ、悪い点ばかりを列挙したものの、良い点もある。
上記のMine That Birdはミスプロ系でも大成功の部類に入る

Fappianoの系譜であり、Empire Makerも同じFappianoの子孫だ。
ミスプロ直仔のマンボの時とは違うと言えるだろう。
また、Pioneer of the Nileはケンタッキーダービー2着もさることながら、

それまでオールウェザーを連勝で突き進んできた。
これは馬場適性の万能さも示していると考えられ、

フェデラリストの選択肢の広がりも期待できる。
厩舎は松田国英厩舎を予定。

クラシックに向けた仕上げを施してくれるに違いない。
それにしても、Empire Maker、帝国の創造者・建国者からFederalist、

連邦主義者とは皮肉な馬名を付けたもので……。



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未来を駆ける優駿たち ヤマニンアリーナの2007

基本情報

馬名 ヤマニンアリーナの2007   / ヤマニンアストレア
キングカメハメハ Mr.prospector 系 【主な成績/父】04年NHKマイルC、ダービーなど
母父 サンデーサイレンス Halo 系 【主な成績/母】94年クローバー賞など
クロス ターントゥ 5×5 6.25% ノーザンダンサー 5×5 6.25%
生産者 錦岡牧場 【代表産駒】ヤマニンゼファー、ジョリーダンス他
兄弟 主な勝ち鞍
ヤマニンメルベイユ 08年クイーンS、中山牝馬S
ヤマニンキングリー 08年中京新聞杯



コメント (筆者:radiant


この馬から出た成功例はヤマニンキングリーとヤマニンメルベイル。

実はこのヤマニンアリーナ、この2頭の成功例が出るまで

そこまでいい種牡馬を付けてもらえませんでした。

だが、今年は2頭の成功のためかキングカメハメハという

いいお婿さんをもらいました。

この血統は父がヤマニンキングリーと同じMr.prospector系。

ヤマニンアリーナにMr.prospector系をつけた例はヤマニンキングリーと

もう一頭、未出走の牡馬だけ。

というわけで(一応)このパターンは成功例しかないんです。

更に、キングカメハメハが仕上がりが早いタイプというのもいい点。

ヤマニンキングリーは朝日杯FSなどにも出走したがG1制覇とならず。

キングリーの場合はアグネスデジタルという比較的晩成傾向の種牡馬を

付けたせいだと思います。

(ただ、デジタルについてはよく分からない部分も多いですが・・・)
情報もヤマニンメルベイユを超える大物とのこと。

この馬は来年のオークス馬候補かもしれません。


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未来を駆ける優駿たち エアグルーヴの2007

基本情報

馬名 エアグルーヴの2007   / ルーラーシップ
キングカメハメハ mr.prospector 系 【主な成績/父】04年ダービー、NHKマイルCなど
母父 トニービン ゼダーン 系 【主な成績/母】96年オークス、97年天皇賞(秋)など
クロス ノーザンダンサー 5×5×4 12.50%
生産者 ノーザンファーム 【代表産駒】ディープインパクト、アドマイヤムーン他
兄弟 主な勝ち鞍
アドマイヤグルーヴ 03年、04年 エリザベス女王杯

コメント (筆者:ヨッシー

言わずと知れたあの名牝の仔。
エアグルーヴ自身は、ノーザンテースト、トニービンと繋がれた

中距離ランナーであり、
スピードに秀でた Mr. Prospector 系の血が注入されるのは、

POG馬としてはプラス材料。
また産駒のデビューが全体的に遅めの傾向にあり、

仕上がりの早いキングカメハメハに変わった点もよいだろう。
ひとつ気をつけなければいけないのが、

兄弟にトラブル(怪我)が多いという点だろうか…
近親には6連勝でアンタレスS(G3)を制したウォータクティクス、

高松宮記念の勝ち馬オレハマッテルゼ等がいる。
入厩先は、カネヒキリ、ウオッカ等の多数のG1馬を管理している

(栗東)角居厩舎であり、信頼度も高いはず。


コメントを書いていただいたヨッシーさんのブログはこちらビックリマーク

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