シルクロードS回顧 東風谷の視点

このコーナーは当ブログで予想を公開している方々に

予想したレースの回顧を書いていただくコーナーです。

今回は東風谷さんのシルクロードS回顧です。


シルクロードS 東風谷の視点


終わってみれば納得しているというのは、こういうレースの事を言うのだろう。
セントウルSでスリープレスナイトに完勝したアルティマトゥーレが3番人気だったのは
ここ2戦人気を裏切ったからか。
超スローペースに助けられた面もあるだろうが、強い馬は強い、
というところを見せ付けた。

だがスプリント路線の層の薄さも、同時に露呈してしまう結果となった。
1番人気エイシンタイガーは8着、2番人気レディルージュは15着。
大外枠が堪えたエイシンタイガーはまだしも、レディルージュは不可解な大敗。
しかも1、2着馬とそう位置取りが変わらなかったのだから不可解極まりない。
直線に入った時点で手応えが怪しくあっさり沈んだが、
どうか調整失敗の結果だと思いたい。
実力通りの結果だとすれば、スプリント戦線で名前を聞く機会も減ってしまうだろう。

一方、上位陣についてもアルティマトゥーレ以外は「強かった」とは言い辛い。
2着3着4着は完全な展開利。ショウナンカザンは次も人気になると思うが、
重賞戦線で足りるかどうかは未知数のままだ。
むしろ強烈な前残りの中で上がり最速を記録したプレミアムボックス。
それと距離が伸びた場合はラインブラッドの方が地力はありそうだ。
最後に厳しい言葉で締めさせて頂くが、このレースは非常に残念なレースだった。
2002年有馬記念でのタップダンスシチーのような、
人気薄でも果敢に攻めかかる意欲が感じられない。
三浦騎手のように周囲が見えないのも困りものだが、
多少の制裁点覚悟で騎乗して貰いたいものだ。

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