AJCC回顧 しーざりこの視点
- 2010 1/26
- カテゴリー : レース回願 予想師の視点
- 投稿者 : radiant
- コメントを書く
このコーナーは当ブログで予想を公開している方々に
予想したレースの回顧を書いていただくコーナーです。
今回はしーざりこさんのアメリカジョッキークラブカップ回顧です。
AJCC回顧 しーざりこの視点
1000m通過が60.5というのは、過去10回の中山で行われたAJCCの中で
4番目タイに速い数字。
05年 1000m通過59.2 上がり4F48.5 上がり3F36.4
07年 1000m通過60.2 上がり4F49.1 上がり3F37.0
01年 1000m通過60.4 上がり4F49.2 上がり3F36.9
03年 1000m通過60.5 上がり4F48.1 上がり3F36.2
10年 1000m通過60.5 上がり4F47.3 上がり3F35.1
1000m通過が60秒台以下だったのはこの5年だけ。
比較してみると、今年は上がり4Fと上がり3Fのタイムが
速いことがわかります。
全体を通して緩み無く流れ
(1番遅いラップが3F目の12.7だけで、あとは11秒台~12秒台前半で推移)
それでいて、上がりの脚も衰えませんでした。
他の逃げ・先行馬がことごとく大敗しているのを見ても
この流れを早目に動き、前々で捌いた1着・2着馬は底力にあふれる
持続力タイプであると言えるでしょう。
3~4コーナーを見てみても、手応え十分でした。
7歳馬・8歳馬ですから、上積みについては何とも言えませんが
この2頭については、今回のような緩み無い流れがピッタリと覚えておくと
良いかもしれません。
ただし、長距離ではなかなか見られない流れなので、
長距離重賞では過信は禁物でしょう。
今回の流れを逃げ・先行して潰れてしまった馬は、次走が狙い目。
特に緩いペースのほうが得意なキャプテントゥーレは
次走でスロー濃厚な条件なら厚く買いたいところ。
加えて注目したいのが、今回の上位馬は
「中山の古馬中長距離重賞で勝利・連対」
している馬であること。
この条件で絞ると、1~4着馬しか残りません。
「中山のスペシャリスト」を狙うことが大事であることを強く認識させられました。
コメントはまだありません。