未来を駆ける優駿たち マストビーラウドの2007

基本情報

馬名 マスドビーラヴドの2007   / アドマイヤロイヤル
キングカメハメハ Mr.prospector 系 【主な成績/父】04年ダービー、NHKマイルCなど
母父 サンデーサイレンス Halo 系 【主な成績/母】3戦未勝利
クロス ノーザンダンサー 5×5×4 12.50%
生産者 ノーザンファーム 【代表産駒】ディープインパクト、アドマイヤムーン他
兄弟 主な勝ち鞍
ラインクラフト 05年NHKマイルC、桜花賞など

コメント(筆者:真里谷

マストビーラヴドの仔はラインクラフトが傑出しすぎていて、

他がどうにも霞んでいる印象があった。
しかし、つい先日、スウェプトオーヴァーボードを父に持つ

半兄フロレンティーノが海外重賞を制覇。
ミスプロの流れを汲むキンカメ産駒ならあるいは、と期待を抱かせてくれた。
アドマイヤとのコンビでは信頼と実績の栗東・橋田厩舎。
デビューは札幌競馬(今年は函館改修のため、6月から開催)を予定している。
仕上がり早なのは素直に評価したい。
キングカメハメハ×(サンデーサイレンス)という組み合わせだけを

拾ってみても、充分にグッと来るものがある。
クロスとしてはNorthern Dancerの5×5×4。

オーソドックスで好印象。
しかし、不安点としてはやはり兄弟の差。
ラインクラフトが飛びぬけているものの、他が他なので地方転出もありうる。
キングカメハメハ産駒も前評判の割に苦戦気味なのが気になるところだ。
頼みのフィフスペトルがあんな感じでは、不景気も手伝ってセレクトセールで

主取り連発しそうだし。
……エルコンドルパサーが生きていれば、

というのはまさしく禁句であろうか。

「たられば」の極致だ。
なお、かつてアドマイヤサンデーの仔(父トニービン)で同名、

アドマイヤロイヤルという名前の馬がいた。
母アドマイヤサンデーということで、

フサイチホウオーやトールポピーを下に持つわけだが、
残念ながらこの馬はデビュー戦で惨敗し、二戦目で故障を発症してしまった。
近藤オーナーにしてみれば、「今度こそこの名前で活躍を」との願いが

こもっているのだろうか?

こちらのコメントを書いてくださった真里谷さん。

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