大駆け狙いが人生だ
【予想印】
◎テイエムアンコール
【買い目】
単勝 8 200円
複勝 8 800円
先週指名のモンストールもブービー負け。
こんな時は当てよう当てようという気持ちが強くなるもの。
だからこそ、強気の予想を堅持していきたいですねえ。
さてさて、今週も強いのが1頭。
堂々たるトップホースが中心となるでしょう。
レースは産経大阪杯。馬はオルフェーヴル。
しかし、絶対はどこにもないのです。
では、考えてみましょうか。
[今回の産経大阪杯の要点]
もう特に語ることもなく、オルフェーヴルの相手探しでしょう。
「ただ、オルフェーヴルなので1着を逃すかもという色気は……?」
そう考え始めると、わりとドツボな気がします。
格を考えても、オルフェーヴルは何かしら絡むでしょうからね。
[じゃあ、オルフェーヴルでいいんですね?]
何が起こるかわからんのが競馬です。
絶対はどこにもないのです。大事なことなので2回言いました。
こういう時こそ、穴目の馬に注目してみようじゃありませんか。
1倍台の馬というのは間違いなくマークされ、重圧をかけられ、
厳しい立場にあるものです。人馬ともにね。
それを横目に気楽に乗れる立場がある。
ここを狙わない理由はないでしょう。
ましてや、G2ともなれば2着3着の賞金は高額です。
掲示板に載るだけで大したもんですとも。
馬券的にも、複勝系なら当たりなわけですから。
[欧州の血筋のタフさが欲しい]
血統の話をしましょうか。
最近の産経大阪杯の好走馬に関して。
ニジンスキーやダンシングブレーヴといった、
欧州の名馬が入っていることが多いようです。
2000mという距離以上にタフなレースになりやすいんでしょうね。
それだけ地力が求められるがゆえに、1番人気が強いレースになるんでしょう。
一方で、2010年は荒れました。
この時の勝ち馬はテイエムアンコール。
オペラハウス産駒で、母母父にニジンスキーの名前が見えます。
[帰ってきたテイエムアンコール]
一足飛びに結論を申し上げましょう。
今回は「テイエムアンコール」を指名します。
3年前の勝ち馬。昨年のマイルCSで2年半ぶりの復帰を果たした同馬。
5戦を消化して、すべて2桁着順。
何しろもう9歳です。お釣りはないのかもしれません。
……本当に?
そう考えて、何度驚いてきましたか?
シルクフェイマスにしてやられ、カンパニーに驚かされ、
どれだけ「年齢が伸びても使い減りしていなければやれるんだ」と
思ってきましたか。
私は数知れないくらいに思ってきました。
同じ轍を踏まないためには、機を見て敏でありたいものです。
もっとも、拙速すぎれば、掛け金がすごい勢いで消えていくわけですが。
[テイエムアンコールの理由]
・前走の中日新聞杯で4角最後方からとはいえ上がり3ハロン3位
・他のレースも着順に見えるほどには着差がついていない
・3年前の勝ち馬で相性は抜群
・太宰騎手はテン乗りながら中距離で信頼が持てる
・今年の柴田政見厩舎は率としては悪くない成績
どれもこれも、薄い可能性です。
そうした一縷の望みに託すのもまた、競馬を見る面白さに繋がることでしょう。
良いレースになりますように。
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