スプリングS 回顧 東風谷の視点

このコーナーは当ブログで予想を公開している方々に

予想したレースの回顧を書いていただくコーナーです。

今回は東風谷さんのスプリングS回顧です。


スプリングS 東風谷の視点


無敗の朝日杯馬ローズキングダムの単勝オッズは1,4倍。

勝つかどうかではなく、どう勝つかを期待されていた訳だが、

結果は3着に終わった。

 レース内容を回顧すると、勝ち馬以外の人気馬が

軒並み中段から後方に固まってしまった時点で

勝負は決してしまっていたように思える。

出負けしたサンライズプリンスは仕方ないとしても、

1番人気で、しかも内枠を引いたローズキングダムがあんな控え方をしては

どうしようもない。

東スポ杯の時は上手い具合に先行出来ていたのだが。

デビュー時から減り続ける馬体重の影響なのか、

単に休み明けで反応が鈍かったのか。

中3週で皐月賞に向かうらしいが、

叩き2戦目とはいえあまり過信しない方が良いのかもしれない。

 勝ったアリゼオは、横山典騎手が馬の気性を考慮して

逃げを打った事が奏功した形に。

皐月賞でも有力候補の一角に数えられる事になりそうだが、

今回のように楽に逃げられる保証は無い。

というよりも、2番人気の実力馬を先行有利の中山であ

っさり逃げさせてどうする気だろうか。

本番ではそんな事にはならないと信じたい。

 2着のゲシュタルトは人気を落としていたが、

能力自体は非凡なものを見せていた。

 こぶし賞では不利を被りながらも、

フラワーC勝ち馬のオウケンサクラにコンマ2秒差と迫っていたし、

つばき賞で先着したタムロスカイは、

降着してしまったがルーラーシップ以上とも思える脚を使っていた。

相手や運に恵まれず2勝目を挙げられていなかったが、

結果的には実力を出し切って走った結果の2着と言えると思う。

 4着以下の馬にスポットを当てると、クラシックで出番がありそうなのは

4着サンライズプリンス、10着サンディエゴシチーの2頭。

サンライズプリンスは出負けした上に、

直線では進路の関係でしっかりと追えなかったにも関わらず、

凄まじい末脚を披露した。

上がり時計はローズキングダムと同じ34,9だが、

満足に追えていれば間違いなくそれを上回る数字を出していた。

皐月賞は賞金的に難しいかもしれないが、

ダービーに出て来れば狙ってみても損は無いと思う。

10着のサンディエゴシチーは、まったく競馬をしていない。

見るからに休み明けといった様子で後方を追走し、そのまま回ってきただけだった。これで人気を落とすようなら、本番では狙ってみたい。

本来は前で競馬をする馬なので、警戒されなくなるのは好都合だ。

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