オークス 回顧! 真里谷の視点

このコーナーは当ブログで予想を公開している方々に

予想したレースの回顧を書いていただくコーナーです。

今回は真里谷さんのオークス回顧です。

オークス 真里谷の視点


いいレースには陳腐な褒め言葉がよく似合う。なぜならそれは王道だからだ。
よって、私は今回のオークスにこう言おう。すばらしい!
レースレベル云々は今後の展開で決まるだろう。
そもそも今回のレース自体の平均が高かったとも言い切れない。
だがしかし、すばらしかった!
 
距離適性。血統論。そんなものが何だ。強いものは強いのだ。
しびれるものはしびれるのだ。
そう言わんばかりの叩き合いとなった。
にわかなファンとして比喩を持ち出すなら、

やはりサンデーvsイージーゴアのような?
いや、あれほどのサバイバルレースじゃないか。レースの性格も違うし……。
まだナリタブライアンvsマヤノトップガンの方が近かろうが、
やっぱり展開も個性も違うので、これはもう例示をしない方が正しいだろう。
 
なんだかふわふわと浮いている回顧だが、それほど興奮したのだと伝えたい。
たとえ数日数月数年が経ったとしても理解いただけるよう、

心のままに記そうと思う。
アグネスワルツはニーマルオトメに引っ張られる展開ながらも、
2番手から4角から直線にかけて逃げ切りに入る形になった。
雨が降り、そろそろ内より外の方が伸びる馬場ながら、すばらしい粘りを見せた。
それ以上に、アパパネとサンテミリオンは強かった。
 
上がり1位と2位はアパパネとサンテミリオン。
サンテミリオンを見る形で仕掛けたアパパネが0.1秒速い。
そして上がり3位は彼女たちよりもさらに後ろにいた4着のアニメイトバイオの35.4。
そう考えると、重ね重ねながら逃げる形で36.1を出した

3着アグネスワルツは頑張った。
ニーマルオトメはバテバテで40.6のシンガリ負けだというのに。
ちなみに2番人気でブービーに敗れたショウリュウムーンも

このペースに巻き込まれ、
上がり38.8という記録を計上している。
 
そういう観点から見れば、オウケンサクラとブルーミングアレーなどは、
今後相手が楽なところに行ったら勝ち上がってくれるだろう。
3歳牝馬限定戦以上に楽な相手はそうそういないのが問題だが。
穴目になりそうなのはモーニングフェイス。割といい走りをしたと思う。
今後、どこかで低評価になったら注目してみたい。
 
血統的には、一時は「がっかり種牡馬」などと言われそうになった
キングカメハメハが完全に誇りを取り戻した感じだろう。
さらに、かつてのセレクトセールでは飛びぬけて人気のなかったゼンノロブロイ。
まさかここまでの種牡馬だとは、地味すぎて気づかれなかったに違いない。
みんなディープインパクト産駒を見ていたから、仕方ないか……。
 
府中2400にそれぞれの華は咲いた。
そして、今年もダービーの季節がやってくる。
さあ皆さん、楽しもうじゃありませんか!
ただしお財布のヒモには気をつけて!

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